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燻ってる


今ね、ちょっと燻ってる。
基本的に私は繊細なんだよ!誰も信じてくれないけれど!私が強い(と言われる)のは、自分を守る方法を常に探してるからなんだよ!いわば護身術みたいなもの。まぁそうやって戦ってしまうせいで、心労も多いって言われたから、卵が先か鶏が先か…。
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ぞくぞく、怪談話

一つ前で真面目な話をしておいて、ここらでおひとつ怖い話でも。

子供達の卒業も迫ったある日。同じ学年の先生と二人で残業をしていました。気づけば、もうそろそろ日付も変わりそうな時間になり「もう今日は切り上げますかー」なんて笑って、二人揃って職員室を後にしました。
一階に降りて、職員玄関へ。靴を履き、廊下の電気を消して、内側のドアの鍵を閉めます。もうずいぶん古くなったドアは建て付けが悪いのか、いつも鍵を閉めるのに手こずります。玄関の電気はセンサーライトなので、鍵を持たないもう一人の先生が先に外に出て電気をつけてくれようとしました。その時、もう誰もいないはずのドアの向こうから、廊下を誰かが歩く足音がするのです。ひたひたとこちらに向かってくる足音が。慌ててもう一人の先生に呼びかけました。
「待って、ちょっと待って!」
「……?はい」
彼女はきょとんとした顔で、振り向きました。足音が聞こえていないのです。その時「がちゃん」と鈍い音がして、ようやく鍵が閉まりました。
ほっとして、何事もなかったように笑って誤魔化します。きっと知らない方がいいのです。
「大丈夫。早く帰りましょう」
何も知らない彼女と一緒に、学校を後にしました。
足音はもう聞こえませんでした。


下手なSS風に仕立ててみました。
まぁ、何も知らなかったほうの彼女が私なのですが。
えぇ、何も聞こえなかったんですよ!この前の飲み会で「実は…」と言われて初めて知ったんですよ!
やっぱり私は鈍いのでした。鈍くないと残業なんてできないですけどね。

ちなみに飲み会の帰り道、いつもの夜に歩くと謎の異音がする橋を4人で渡りました。今日も今日とて、内心わくわくの私です。橋の中頃に差し掛かった時、物悲しい唸り声のような音が聞こえました。風の音かな?と思った瞬間、私たちの後方から「ドンッ!」とまるで花火を打ち上げたような音が。
「うわぁ、今音しましたよね!今までで最大だぁ!」と無邪気に喜ぶ私。後輩の先生に「やめましょうよ、気の所為ですよ」と諌められるまでがハイライト。

あれだけ楽しみにしながら、唸り声のような音を「風の音かな?」で片付けようとするあたり、お察しください。実に霊的感知能力が低い。
でも「ドンッ」は今までで一番だったなぁ。あれは気の所為じゃないなぁ。やっぱり本当だったんだ!とようやく確信を得ました。

私が怖がらないせいで、怖い話が怖くならない。




追記におまけ。もしも立場が逆なら
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人間関係の希望と諦観

私は基本的に人間関係を作るのが苦手なのです。
基本的には自己開示しないし、相手に踏み込みもしないから。だって怖いもの。傷つくのも、傷つけるのも。

最後の最後の通信で「望むものが必ず手に入るわけではないし、傷つくこともあるかもしれない。だけど、理想とする人間関係があるなら、自分から手を伸ばす努力が必要です」なんて先生ぶってみたけれど、行間に込めた本当のメッセージは「得るものが少ない代わりに、傷つくリスクも小さい生き方も悪くはない。ただそれを自分で選んだのなら、人を羨むのをやめよう」でした。「その分、偶然でも必然でも、手に入れた繋がりを最大限大事にして」ってね。

私はずっと、誰かの中心になっている人が羨ましかった。たくさんの繋がりがあって、声をかければ自然と集まる仲間がいる人に憧れた。ここにいていいんだ、って無条件に信じられる仲間が欲しかった。

ちなみに、中学生と大学生の頃の話です。高校生だけは悩まずにいられた貴重な時代です。周りに恵まれたのでしょう。本当に。

なんで私には上手にできないんだろうなぁって思ってたけど、ある日「自分が手に入れようとしてないからじゃん!」って気がついたんです。そしたらすっと楽になった。買ってない宝くじが当たるはずもないって。
私が欲しかったものを持ってたあの人達は、ちゃんと手に入れる努力もそれを維持する努力もしてきたんだ、って思ったら、一方的に羨ましがるのは失礼だなって。例えるなら、必死に勉強して好成績を維持してる相手を、たいして勉強もせず羨むようなものだ。もちろん、生まれ持ったものはあるけど、どんな宝石も磨かなければただの石だもの。

自分の気持ちを整理したら、やっぱり私は傷つきたくない気持ちの方が大きかった。出来るだけ平穏に生きたいと思った。だからこれでいいんだ、って。この生き方を選んでいるんだって。
それでもほら、やっぱり時々は羨ましくなっちゃうからさ、石橋を叩きながら手を伸ばしているところ。


自分を省みずに、自分のうまくいかないことを周りのせいにし続ける生き方は満たされないし、不幸だ。
そんな生き方だけは子供達にして欲しくない。
だから欲しいものは手を伸ばす努力をして、手を伸ばす勇気がないなら潔く諦めろ、と言い続けてきたけれど。まぁそれも極論ですが。
どうかしあわせに生きていってくれますように。

私の本棚は、人間関係の闇が深いと言われて。

2ヶ月ワープ


【2ヶ月ワープ】

怒涛の3学期でした!無事に卒業生を送り出してほっと一安心です。
さよならは、あまりさみしくありません。お互い元気でさえいれば、またどこかで会える気がするから。
どちらかといえば、無事に笑顔で卒業していってくれたことが嬉しいのです。それでもさみしいなって思えるくらいに、楽しい時間を過ごせたことも。

今回のことでいくつかわかったことがある。
ありがとうって言われると、ちょっとグッときますね。たぶん私の泣きワードは「ありがとう」だと思う。それから、式中のサプライズはあまり嬉しくない。学校って段取りで動くものだから。あと、最後の学活、後ろにずらっと悩んだ親はプレッシャーだ。
途中で何喋ってんのかわからなくなった…!

とまぁ色々あって。
式前3週間くらい土日も学校行ったり、平日は毎日日にち変わってから帰ったり、式前日も2:30まで働いて、翌日5時に起きて美容院行ったのも、過ぎてしまえばいい思い出です。えぇ。

でも、目の前の子供達に心血注げたいい一年だった。
去年できなかったことがちゃんとできた。だから、これでいい。そりゃあ、心残りはいっぱいあるさ!でもなんでもかんでもできるわけじゃないからね。どこかで線引きは必要。


とりあえず、海を見に行きたいです。
たぶん修学旅行以来海を見ていない気がするから。
また気持ちを新たに頑張ります!
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