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切ないよりも苦しい




久しぶりに心を揺さぶられる本に出会ったので、衝動で書く。もうね、タイトルそのままなの。余命10年を生きた女性の話。
フィクションなのに、まるでリアルを生き抜いた女性のように、引き込まれた。ドキュメンタリーを見ているみたいだった。
胸がずっと痛くて苦しくて、こんな風にずっと胸が痛いのって本を読んで初めてだなぁ、って思った。淡々とつづられていく日々があまりにもリアルで、言葉が切々と胸をさすようで、本当に本当に苦しかった。読み終わってまだ胸がぎゅってしてる。
本を読んで苦しいって感想初めてだよ!でも読んだら絶対わかると思います。これはただ消費される物語じゃない、心を深くえぐって揺さぶってくる。読んだ人間に爪痕を残す物語ってそんなに多くない。きっとそのうちの一冊なんだと思う。

11月読書録



 ちゃんとあるのよ3回目。
3ヶ月目になると、1月に読む冊数が大体わかってきますね。1週間に1冊強と言うところでしょうか。家に帰ってからも本を読む元気があれば、もっと読めると思うのですが、帰宅後はついつい漫画に手が出ます。
 毎度のことですが、漫画もカウントすると、本当に大変なことになるのでした。

 星は本への評価ではなく、椎名によるオススメ度です。大体以下の通り。

【☆☆☆☆☆】 とにかく色んな人にオススメしたい。
【☆☆☆☆★】 趣味の合いそうな人がいたら薦めたい。
【☆☆☆★★】 個人的に読んで楽しめた本。
【☆☆★★★】 私には合わなかった本。
【☆★★★★】  読もうとしている人を止めたい。

11月1日〜11月30日


@ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。 【☆☆☆☆★】
 男性保育士が綴った保育園児語録。思わず、くすりとさせられたり、胸が温かくなったり、唸らされたり。子どもってすごいなぁ、と思わされる一冊でした。ただ、私も年齢は違えど子どもと接する職業ですから、この素敵エピソードの裏には、数え切れないほどの 汗と涙と血涙と、つまり多大な苦労があるんだろうなぁ、とも…。まぁ、こういう素敵な一瞬があるから頑張れるんだけどね。
 園児達に、とかくモテモテな作者さんです。男性教師(多分保育士も)の、子どもホイホイは正直羨ましい。若いかつ男性と言うだけで、最強の吸引力です。ただし、賞味期限有り。


Aオークブリッジ邸と笑わない貴婦人 新人メイドと秘密の写真 【☆☆☆★★】
 櫻子さんシリーズ作者による別作品。表紙がtoi8さんで、なんという私ホイホイ。
現代の北海道で19世紀イギリスの暮らしを再現するという、設定が面白いなぁと思いました。でもあの街ならできそうだな、とも思う不思議。主人公も一生懸命で芯があって、とっても好感。その他登場人物も魅力的です。
 続編が出そうな感じで終わったので、次も期待。


B思考をやわらかくする授業 【☆☆☆★★】
 自由に生きるためのヒント集。自由で柔軟な生き方に憧れる私が、タイトルに惹かれて購入。
この出版社さんは、すごく読みやすい本の作りをされるところなので、空いている時間にするりと読めてしまいます。パワーポイント的な見せ方に近いのかな?要点を絞って、「読ませる」というより「見せる」に近い。中身も、すごく簡潔でわかりやすい内容です。今回特別ビビッときた言葉はなかったのですが、2度3度読み返して、その時その時に必要な気づきを見つける本ではないかと思います。(読んでから時間が空いて、内容を忘れちゃっただけとか言わない)


C教師力入門 【☆☆☆☆★】 (趣味というか…仕事が同じ人?)
 だいぶ前に買って、1回読んだ本ですが再読。この先生の本は大体読んでます。つまりファン。この先生の実践は本当にすごくて、ぺーぺーの私には本に書かれていることの半分も理解して実践するなんて絶対無理なんだけど、読む度に新しい発見があったり、新たな視点を見つけたり、そういう気づきが生まれるのでした。
 大学を卒業して、教職の第一歩を踏み出す前にこの方の「教師力ピラミッド」という本を読んだのが出会い。(ちなみにその後、この本は新聞にも取り上げられました。審書眼には定評のある私←)
 いつか、この先生が主催するセミナーに参加してみたい!というのが、私の野望。


Dそして、君のいない九月がくる 【☆☆☆★★】
久しぶりに青春物を読んだ気がする。読後感は中高生向けかな、と言う感じ。
 すでにこの世の者ではない登場人物がいるのですが、幽霊ではなくて、未練や強い思いから生まれたドッペルゲンガーという設定が、私の幽霊観に似ていたので、ちょっと親近感を抱く(幽霊観ってなんぞ…)
 結末というか、謎部分は割と早いうちに読めてしまったのですが、ティーンエイジャーらしい複雑な心の動きが描かれていて、懐かしい気持ちになりました。


E金物屋夜見坂少年の怪しい副業 【☆☆☆☆★】
 帯のアオリから、主人公の少年は年齢不詳なのか?と思っていたけれど、どちらかと言えば歳に似合わず食えない少年、という感じでした。どちらにせよ主人公が好みのタイプだと俄然楽しくなる私なのでした←
 時代背景がおそらく明治の終わりから大正頃(最初、間違って明治から昭和初期頃とか書いてあったけど、広!ってセルフ突っ込み)であろうと思われるのですが、何となく時代感を感じないというか、例えるなら異世界、異次元に迷い込んだような、とにかく不思議な感じなんですよね。なので、こう…物語の世界の中でふよふよと浮かびながら登場人物を眺めているような、地に足のつかない不思議な感覚でした。
 それにしても、明治・大正・昭和初期。私はこの時代の空気感がものすごく好きなんですよね。何もかも惹かれるんですけど、特に服飾文化とかね!たまらないよね!←


 相変わらず私の感想は電波受信中。
 本を読んで、なぜか中身以外のことをいっぱい書く(感覚とか)私の読書録スタイル。レビューじゃないから良いのです。

10月読書録【大遅刻】


 順序は重んじる私なので、いつまでも合格報告文章が書き上がらなかったばっかりに、一回こっきりか?と不名誉な疑いをかけられていた読書録。ちゃんと2回目もあるよ!

 10月は時間にも心にも余裕がなく、読んだ本もちょっと少なめ。あと、読みかけの本が結構あるのでした。
 星は本への評価ではなく、椎名によるオススメ度です。大体以下の通り。

 【☆☆☆☆☆】 とにかく色んな人にオススメしたい。
 【☆☆☆☆★】 趣味の合いそうな人がいたら薦めたい。
 【☆☆☆★★】 個人的に読んで楽しめた本。
 【☆☆★★★】 私には合わなかった本。
 【☆★★★★】 読もうとしている人を止めたい。

10月1日〜10月31日

@明治横浜レトロ奇譚 堕落者達とハリー彗星の夜 【☆☆☆☆★】
  前回の読書録で書いたとおり、早速既刊を買ってきたのでした。舞台とかキャラクターとか、すごく好みです。2巻目を先に読んじゃったが故に展開を読める場面もありましたが、総じてとても楽しく読めました。
  あと、文章がすごく読みやすいんですよね。どうやら作者さんは児童文学畑の方のようで。私の今までの読書履歴を振り返ると、どちらかと言えば、こねくり回した長ったらしい文章や癖の強い文章よりは、平易で淡々とわかりやすい文章の方が好きみたいです。
  今から続きが出るのが楽しみです。

A櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 【☆☆☆★★】
  新刊が出ていたので、そういえばこの前追いついたなーと思って買って読み終わってから、実は間に一巻短編集が出ていたのに気がつきました。短編集だから影響なくて気がつかなかった模様。と言うことで、まだ2巻ほど読んでいない巻があるのでした。
  アニメは、タイミングが合わずまだ見ていません…。噂に聞くと、かなり背景が忠実に描写されているようで、機会を見つけて見たいなぁ、というところ。

Bからくさ図書館来客簿 第四集 小野篁と夏のからくり  【☆☆☆★★】
  これもずっと追いかけているシリーズ。基本的にあったかいお話が多いので、読んでほっこり出来るのが良いですね。
   小野篁と冥府の官吏をモチーフにした作品はいくつか読んだことがあって、人間界をさまよう亡者を成仏させたり、悪しきを退治したりというイメージでしたが、この作品では、徳を積んで天道(天国)に行けるのに、未練があって人間界をうろうろしている魂を、然るべき場所に送り届けるのが冥官のお仕事です。そういうところが新鮮でいいなぁと思います。
  あと、イラストがとても綺麗。

C 「かど」と「すみ」の違いを言えますか 【☆☆☆☆★】 
  何となく使い分けていた言葉の違いや、知っているようで知らない言葉を、わかりやすく解説してくれている本です。
  ちなみに、「かど」と「すみ」の違いは、外から見ているか内から見ているかの違いなのだそうです。なるほど!と納得すると同時に、生徒に話してみたくなりました。
   日本語は難しいけどやっぱりおもしろい。  

D幸せはあなたの心が決める 【☆☆☆★★】
   既刊「置かれた場所で咲きなさい」「面倒だから、しよう」も過去に読みました。この方は、とても人間くさい生き方をしてきた人なのだなぁと、読む度に思うのです。言葉には、その人の生きてきた足跡や人柄がにじみます。思うようにならない人生を、自分の足で、腕で力強くかき分けて進んできた人なのだなぁ、と。高齢のシスターで一見語り口は穏やかですが、心の内は苛烈な方なのだろうな、と言うのが私の印象です。それ故に、独善的なところもあるように思います。いま、身体を心をすり減らして頑張っている人が読むのは適切ではないのかも知れません。そういう意味では、読み手を選ぶ本ですね。
  あと、私はあまりキリスト教が好きではないのでした。というか、宗教が好きではない。 
 

 【読みかけ】

@ペットショップ夢幻楼の事件帳 信じたい思い
  実はこれもシリーズ物とは知らず、間違って2巻目を買いました。(確認しろよ)だからなのか、どうにも入っていけなくて中断。
  ただ、後で気がついたことですが、この作者の方の本は前にも読みかけでやめたことがあって、もしかしたらご縁がないのかも知れません。機会があれば、一巻目を読んでから再挑戦したいなぁとは思っています。
    
A子どもの心を動かすことばがけ
  授業研究の一環で購入した本ですが、如何せん時間が無くて…掻い摘んで読んだだけなので読みかけに。

B子どもの社会性の発達と保育の本
  上に同じく。幼児分野はあまり造詣が深くないので、いずれ腰を落ち着けてゆっくり読みたいなぁと思います。


 書き出してみたら、別に少なめでもなかった。
 

椎名的読書録



 夏休みが明けてから、駆け抜けるような学校祭準備期間の最中、地味に積読を解消しつつある1ヶ月半でした。多分、インプット期間。
 そんな読書録です。本当に、好き勝手に書くことにする。ほんとに自分のための覚え書きという感じ。あくまでも「個人の感想」であるということを、どうぞご承知置き下さい。
 星は本への評価ではなく、椎名によるオススメ度です。大体以下の通り。


 【☆☆☆☆☆】 とにかく色んな人にオススメしたい。
 【☆☆☆☆★】 趣味の合いそうな人がいたら薦めたい。
 【☆☆☆★★】 個人的に読んで楽しめた本。
 【☆☆★★★】 私には合わなかった本。
 【☆★★★★】  読もうとしている人を止めたい。


8月19日〜9月30日


@RPGスクール 【☆☆☆★★】
 テレビのランキングで紹介されていたのを、本屋で見つけて買ってみた本。
 こういう買い方(メディアに取り上げられている本を買う)を滅多にしない私なので、なるほど、こういう本がメディアに取り上げられるのか!と思いました。(皮肉じゃないよ)エンターティメント色が強く、映像化が似合いそうだなぁと言う点も含めて。
  
A終わりの志穂さんは優しすぎるから 【☆☆☆☆★】
 表紙買いだったのに、私の趣味にどんぴしゃりだったので、私の審美眼ならぬ審書眼が研ぎ澄まされているな(笑)と思った一冊。
 ホラーミステリーと謡われていますが、ホラーではないかな?
 淡々と柔らかい物語の運びで、エンタメ色は強くありませんが、随所にちりばめられた伏線がするりと一本に融け合って物語が終結し、すっきりとした読後感です。
 読み終わって、この物語は語り尽くされたんだなぁ、という満足感のある一冊でした。
 
B喫茶タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで 【☆☆☆★★】
 1巻から追いかけているシリーズですが、長編だった3巻がどうもしっくり来なかったので長らく積読されておりました。確か、描かれている登場人物以外の人間が、その世界にまるでいないかのような、そんな都合の良さというか不自然さを感じたからだった、と記憶しています。(我ながら細かいよねっていう)
 今巻はスピンオフ的な短編集で、メインキャラクターの活躍は控えめでしたが、上手にミスリードされ(まぁ、私もころっとだまされるんだけど)、すごく楽しめました。
  短いお話でミスリードを誘って、真相を転がす方が上手い人なんじゃないかなぁ、とか。専門学生と講師のお話が個人的に面白かったです。


C櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 【☆☆☆★★】
 こちらも1巻から追いかけてるシリーズ。刊行ペースが速くてちょっと置いていかれてました。話がつながらないので変だな、と思ったら1巻飛ばしてた…。
 実はこのシリーズの舞台とは縁が深いので、背景描写に対してはやや辛口感想ですが、しかし純粋にキャラミスとしては安定して面白いなぁと思います。
 背景描写についてというのは、街が纏う空気が違うな、と読むたびに思うのですよ。なんだろう、あの街はこんなにお洒落じゃなくてもっとこう、停滞したような空気があってどこか少し古めかしいんだよなぁ(あくまでも私の主観です)と思うのでした。
 そういえばアニメ化もするらしいですね。機会があれば観ようかな。


D眠れないほど面白い恋する古文 王朝の貴族と貴公子編 【☆☆☆★★】
 これはもう趣味ですね。背景とかを解説してもらいながら古典文学を読むと、背景となる文化や価値観が変わっただけで、千年前も現代も人間の本質は変わらないんだなぁ、と思います。特に源氏物語とかさ、読むたびにこれ千年前の携帯小説だなぁ、と思う。あ、そんなこと言ったら怒られる?(笑)


 Eなぜこの人と話をすると楽になるのか 【☆☆☆★★】
 コミュニケーションに苦手意識を持つ人たちへ向けたニコ生の放送をまとめた本なので、コミュニケーション能力向上のためのハウトゥー本というよりは、先輩のアドバイスをふむふむと聞いているようなイメージの本。
 サッカーに造詣がないと、サッカーのたとえ話はちょっとわかりにくいですが。
 結局、コミュニケーション能力向上のためにはトライアンドエラーなんだけど、ちょっとだけでも頑張ってみようかな、と言う気持ちにしてくれる優しい本でした。


 F明治横浜レトロ奇譚 堕落者達と開かずの間の少女 【☆☆☆★★】
 表紙買いの一冊。あと、明治時代が好きです。あの和洋折衷の感じがたまらない。
 実はシリーズものの2巻目だったのですが、さほど気にならず。ストーリーや謎解きよりも、キャラクターで読ませる話だと思うんだけど、主人公のキャラクターがすごい好みで楽しく読めました。今度、1巻目買ってこよう。


 Hちょっと今から仕事やめてくる 【☆☆☆☆☆】
 働くこと、生きること。重たいテーマを軽やかに描く物語です。現実はもっと複雑だけど、シンプルで爽やかに希望を持って書かれているからこそ、そこから何を思うかが読み手に委ねられているなぁと思った。共感するもよし、現実そんなに甘くないって憤るもよし。そんな懐の深さがある気がする。
 ちなみにテスト監督中に読んでいて、主人公と母親の会話でぐっときて、でも泣くに泣けなくて辛かったです(笑) 親子の話には弱いんですわ、ほんと。


 I命の輝き 【☆☆☆★★】
 ケータイ小説です。人生初の。横書きの紙媒体はほんとに初めて読んだ。
 別の本を持ってテスト監督に行ったんだけど、生徒が「めっちゃ感動するから読んでください!」っていうんで、「そうかそうか、そんなに言うなら読んでみようか」って貸してもらったらケータイ小説だったという。そんな経緯。
 展開の全てが私のケータイ小説のイメージとあまりに合致しすぎて、途中から「彼氏いつ死ぬん?」って思いながら読んでしまった。生徒には言えないけど。
 すごいなー、これこそ『ザ・ケータイ小説』だなぁって思いながら読み終わった最後に、実話だったとわかってマジか!と思った。作中一番の驚き。
  


 読書はやっぱりいいものですね。10月もまた忙しくなるのでペースは落ちそうだけど、ぼちぼち読みたいと思います。

風の陰陽師 ねむり姫



そろそろこのタイトルも如何なものかと思い始めてきた←
しばらく忙しいのでここで一区切りですが、まだ続くなら正式にブックレビューを名乗ってもよいのかなと思っています。カテゴリとかも作っちゃおうかな、なんて。まぁ続けばの話ですが。
そんな訳で第3弾。


ある日、都に降り積もった黒い雪に災厄の訪れか否かと人々の心は揺れる。最中、人知れず芽吹いた災厄はやがて明けぬ闇となり都を覆い隠してしまう。
その一方、晴明が密かに恋慕う中納言家の姫君、咲耶子に入内の話が持ち上がっていた。しかしそれを快く思わない人物の企てにより、咲耶子姫は醒めぬ眠りに捕らわれてしまうのだった。
晴明は都と姫、大切なものを守ることが出来るのか?


今回も最後の一文は元々の紹介文から拝借いたしました。
そんな裏表紙風紹介文。

そろそろ本腰を入れねばまずいのですが、相も変わらず先にやりたいことをやっておかないとどうにもこうにも気が散ってしまう性質なので、最近はいつもやりたいことをめいいっぱい先にやってから死ぬ気で頑張ることにしているのでした。にんじんを先に食べてから走る馬なのです←

それはさておき、風の陰陽師シリーズ第2巻。
文句なしに面白かったです。でもこれえーと、本当に児童向けなのでしょうか?と思ってしまうくらいに容赦がない。都を襲う災厄、信太の森に忍び寄る影、愛する姫を捕らえる魔の手。様々な思惑が飛び交い、陰謀が渦巻く。そして…。


「夢なら、覚めないでほしい。わたし、御門の后なんかになりたくない。晴明といつまでもこうしていたい」


そう言って、晴明の胸に面を埋めて咲耶子姫は泣くのでした。姫と陰陽師ものとしてはやはり王道の展開なのですね。ていうかあんまり書くとネタバレしそう。危ない危ない。

次の巻が文庫で出るのはいつかなぁ。
児童書版だと挿絵もついてるんだけど、1600円とお高いのです。
前回書き忘れましたが、こちらも大変絵柄が好みです。挿絵付きはちょっと惹かれるな…
ちなみに児童書版の挿絵で見た咲耶子姫が大変可愛いくてニヨニヨしました←

ところで巻末の新刊案内に、第1弾でレビューを書いた陰陽屋の続編の予定が載っておりました。
7月発売だそうです。もうすぐです。何となく続刊が出そうな気はしていたのですが、こんなに早く読めるとは。まだ見ぬにんじんを求めて課題と言う名のレースを走りきろうかと思います。

とりあえずその前に。追記にてネタバレ感想。
今回は本当に本当にネタバレ注意です。いやホント。マジで。
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