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疫病と働き方改革と部活動

体育大会は延期、部活は停止、子供達には制限ばかりだ。大人だって制限あるけど、自己責任の名の下で自分で行動を選べるでしょう?子供たちには選択肢がない。子供たちが文句も言わずじっと耐えている、その姿がいじらしく、悔しい思いになります。「誰」が悪いわけじゃない。憎むべきはウィルス。でも、子供たちの学生時代は今しかないんだよ。過ぎてしまったら取り戻せない時間だってこと、大人こそ知っているはずなのにな。

まぁ真面目な話はこの辺りで。
本来なら死ぬほど忙しい五月後半な訳ですが、この状況で図らずも労働環境が改善されて、部屋を片付けたり自炊をしたり、人間的に健康な生活を送っています。部活がないだけで、私たちは人並みの生活を送れるというわけです。土日休んでいいの?マジで?みたいな感じ。
この学校は特に、子供たちが部活に熱心なのも知っているから、子供たちには部活をさせてあげたいけれど、それが私たちをブラックにしているんだよなぁ。

地域の人材を活用してとかいうけれど、地域の皆さんだって自分の仕事があって、結局ボランティアじゃん。人の善意を利用するんじゃなくて、やっぱりちゃんとシステムを作ってきちんと対価を支払ってやるべきだよ。
例えば教育委員会の中に、地域のスポーツ指導をする担当を設置するとか。学校教育、社会教育、スポーツ教育(new)みたいな。つまり市町村の役場職員として雇用するということ。で、学校ごとに部活を設置するのをやめる。野球とバレー(と卓球)は〇〇小学校、サッカーとバスケ(とテニス)は〇〇中学校、テニスと卓球の練習場所は〇〇スポーツセンターみたいな感じで拠点となる学校と練習場所を割り振る。子供たちは放課後そこに移動して練習をする。当然距離があれば送迎バスを出す。でも送迎代は保護者からお金をとってもいいと思う。お金を出したくないお家は、自家送迎で。ちょうどいい時間に民間の市内循環バスを走らせてもらうとかでもいいな。
学校側でも分掌業務の中に部活動担当を作る。生徒指導部部活指導係みたいな。当然小学校にも。その人たちが部活動に関する連絡調整役を担う。勤務時間をずらして、放課後の指導にあたるのもいい。その場合、担任は持たない、授業の担当は極力少なく、って感じかな。中学校の場合、各学年に1人づつ部活担当がいたらいいな。そしたら学年での指導と部活での指導の連携が取れる。
なーんて、先立つものは人材と金だな…。



【12月に記事を追加した時の追記】
自画自賛だけど、わりと現実的でいい案なんだよな。
部活動を地域に移行、かつ学校と地域の連携というトレンドも盛り込んでるし、学校教育(指導)との連動も諦めてない。
正直このくらい大掛かりに改革しないと、部活動問題なんて解決しないよ。地域にそうそう都合よく人材なんて転がってないし、安く使おうなんて言語道断。
あと小学校も早く教科担任制を採用するべき。負担を減らして、連携してほしい。
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