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食事の話


 土日、実家に帰らない方が時間的にはのんびり過ごせるのですが、それでも帰りたいなぁと思う今日この頃。今週は帰れなかったので、余計にそう思う。
 一人は気楽でいいのですが、食事がただの栄養補給過ぎてふとむなしくなるのでした。

 私の家庭科の授業は、なぜそうしなければいけないのか、なぜそれが大切なのかが中核です。
 だって、栄養バランス良く食べなきゃいけないとか、野菜が大切だとか、誰だってそんなことは知っているでしょう。そんな上っ面だけなぞったつまらない授業は意味が無いから、一歩踏み込んだ授業を心がけているのですよ。生きた知識のつまった活きのいい授業がしたいなぁ、と言うのが私の目標。

 それで、私は食分野の学習をするとき、必ず"食事の役割"を大きく取り上げます。最終的に食生活の自立、自分にとってよりよい食生活を選択できる力を養うのが目的なので、そのためには『何のために食べるのか』をしっかり理解してないといけないという持論に基づいているわけですが、"食事の役割"と聞いてあなたはどんなことを思い浮かべますか?
 「活動のエネルギーになる」「健康の維持・増進」「体をつくる」このあたりは真っ先に思いつくんじゃないでしょうかね。生徒もこの辺は良く覚えている印象。
 ちなみに私の教えている教科書には後3つ載ってますが、なんだかわかりますか?
 正解は「生活のリズムを作る」「人とのつながりを深める」「食文化の継承」です。
 
 一人暮らしをして初めて、食事の持つ「人と人とのつながりを深める」という役割の大切さを、心から理解できたのでした。…とまぁ、ここで最初の話とつながります。いつも脈略が見えなくてごめんね。
 食事がただ生命維持のための栄養補給であってはならない(というか少なくともよりよいことではない)のだと思うのです。
 と同時に、これを生徒に理解してもらう方法を模索中。家族と食事を囲むのが当然な子には、今はきっと理解できないだろうし、そういった食事を知らない子供もいるかも知れない。
 これがすごく難しいこと(あと多分誤解されがち)なのだけど、私たちの目的は今ある家庭にだめ出しをすることじゃなくて、今目の前にいる子供達の将来に、よりよい選択肢を与えることなのです。
 この、私が感じたものをどうにか子供達に伝える手段はないかなぁと、日々模索中。


 難しいけどやりがいがあるので、やっぱりやめられないなぁ。


思ったこと



 車の壊れたところよく見たら、前々からひびの入ってたとこだった。
 とりあえず明日になったらお世話になってる修理工場に、他に壊れてると来ないか診てもらって、修理の見積もりを出してもらおう。
 後はポールだなー。壊したかなー?どのくらい取られるのかな?
 もうちょいで車のローン終わると思ったらこれですよ。どんなに安全運転心がけても雪道は危ないです。もっと気をつけよう。

 でも、初めて事故ったわりに冷静に判断できた自分を褒めてあげたい。
 正直、車がちゃんと動いたので、そのまま何事もなかったかのように帰ろうかと、一瞬考えました。ひき逃げする人の気持ちが少しわかる気がする。これからどうなるのかわからないのって怖いですからね。もちろん、ひき逃げを肯定してる訳じゃないですよ。心の動きがわかるだけ。
 だけど、そうやって逃げても、いつ見つかるかビクビクし続けるわけじゃないですか。嫌なことから逃げて、後から追いかけてくるのをいつ来るかおびえながら待つのって嫌なものですよね。宿題出さなかったときとか。まぁ、教員やってる今となっては、出すまで声かけてくれた先生のなんて優しいことか、と思いますけどね。(私は基本一回しか声かけない。それでも出さないときは自己責任)
 後ろ暗いことは、極力作らないのがいいですね。あとから指摘されるより、自分から申し出る方が、世の中ずっと優しいのですよ。なーんて、生徒によく言ってること。これがわかってたら、私の学生時代ももっと楽だったから、生徒には同じ轍を踏まないで欲しいなぁと常々思っている。
 失敗を隠蔽するような、そんなプライドはいらないのです。自分から過ちを認めて、謝って、挽回できる、そういう人間になりたいし、子供達にもそういう前向きで誠実な人になって欲しい。

 とまぁ、そんなこんなを考えつつ(小心者ですから、心の中は結構な修羅場でした)、警察に連絡したのでした。しかし、着々と警察のお世話になる事例が増えているよ…。もう2回もパトカー乗ったよ…。
 まぁ、別に過失があった訳じゃないので、淡々と事故処理してもらって終わりましたけどね。
 これで、雪に埋まってる人を見つけた時と、自転車を盗まれたときと、自損事故を起こしたときの対応はばっちりですわ←
 願わくは2回目がないことと、別の事例の対応を学ばなくて済むことを祈ります…。


 後は教頭先生への報告と、親への報告をしなければならないのが気が重い。
 教頭先生への報告は義務なので仕方がないとして、教頭先生とうちの父が知り合いなので私の動向が自動的に筒抜けという。この前、私のクレジットカードが止まった事件(学生時代に作ったカードだから上限が低いのですが、車の保険料やら、教採のホテル代やら交通費で一時出費がかさんで、上限いっぱいになっちゃっただけ)が父に伝わってた。後ろ暗いことはないけど、心配かけることは内緒にしている娘心をわかって欲しいなぁ、もう!なんてね。
 とはいえ、悪いことばかりが筒抜けではないのでまぁいいんですけどね。
 最近、教育局のえらい人に名前覚えてもらったこととか(講習会行って、一人だけその後の個人相談受けてきたら、すごく前向きだと褒められた。だって目標あるんだもん。前向くしか無いじゃん!)、夏にやった山菜の実習がすごく教育長さんに喜ばれたこととか。

 とまぁ、色々ありますが、命あっての物種だなぁとしみじみ思ったのでありました。


 

事故りました


無事故記録終了。
といってもたかだか1年半なのですが。
しかし私の無傷記録は継続中。よかったよかった。

自損?物損?とりあえずセンターポールを突っ切り、対向車線に飛び出しました。とだけ。こうやって書くとすごい事故に見える罠。でも、ちょっとタイミングが違ったら死んでましたね。

現場は下り坂の急カーブでして、スピードは落としてたんだけど、雪にタイヤを持っていかれて制御しきれなんだ。
どうにか立て直そうとしたけど、中央のガードレールが途切れてポールになった瞬間に、ぱーんと右に弾かれて反対車線の雪山にこする感じで止まったのでした。弾かれるのがもう少し速ければ中央のガードレールにぶつかってたし、もう少し遅ければ雪山が途切れて車道脇のガードレールにぶつかってた。

そんなわけで、ほぼ衝撃もなく、車は後ろがちょこっと壊れただけで、問題なく動くという、奇跡。ほんと奇跡。

そして頼る人のいない私は強い。
どうしてこうなったよりも、この先どうしようを真っ先に考えられる思考回路でよかったと思います。

警察よんで事故届け作ってもらって、自力で運転して帰ってきましたよ、ええ。
帰ってきてから任意保険に連絡して、今日のお仕事はおしまい。
普段は頼りないのかんのと言われる私ですが、不測の事態には滅法強いのでした。

でも、明日は海でも行こうかなと思った矢先のことだったので、しばらくはおとなしくすることにします。


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