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カリキュラムを作る

《カリキュラムが必要だ/気功の山を歩こう!》


【早く確実に登るために】


(一)
 気功というものは、気の感覚を感じて、体内で気を巡らせたり、自然界の気と気を交流させたり、採り入れたり、生命力としての丹田力を強くしたりすることの楽しさや喜びを実感してこそ、「気功をしている」と言えるのだ。
 その段階が五合目以降の段階である。
 しかし、その前段を含め、〔気の訓練〕を大事にしないで、功法だけを教え、功法のみに重きを置いている教室もあるようだ。
 そんなことが関係しているのかも知れないが、この五合目までのレッスンに対する指導書(教科書)は無かったのだ。
 そこで僕は、僕が長い間かかって身につけてきた技や理論を整理して、気功を学び深めていくための手順を大まかではあるけれど、カリキュラム的に組み立てねばならないと感じ、その課題に取り組んだのだ。
 それが「かんかんかんさいれん」という表現になったのだ。


(二)
 気功の世界では練習することを〔練功〕と表している。
 そして、その練功法も用意されている。
 それが、放鬆法、意守法、貫気法、周天法、採気法、練丹法などだ。
 しかし、それらは並列的に位置づけられていて、しかも、その内容に具体的な技術論がなく、言葉抱けで「放鬆(ふぁんそん)しましょう」とか「意守丹田をして下さい」などという具合で、如何にすれば放鬆できるのか、如何にすれば意守丹田ができるのかという技術論が無かったのだ。
 僕は、それらの練功に対する技術論から取り組み、それらをカリキュラム的に組み立てたのが〔かんかんかんさいれん〕なのである。
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