【練功はスワイショウに始まりスワイショウに終わる/和気の気功観・気功論・6】

(6)

 「練功はスワイショウに始まりスワイショウに終わる」と私は考えています。
 気功が何かも知らず、気功をしたことのない人でも、その場で直ぐに出来ますし、熟達した気功の達人でも、丹田の気を体感し、充実していくことが出来ますので、気功の入り口として、或いは、気功の奥の終着点として、スワイショウは練功の最高の技だと思います。
 気功は体性感覚と、脳からのフィードバックによる感覚の再現の訓練だと考えている私にとっては、少し大きく、前後20度から30度くらい、合わせて45度から60度くらいの幅で手をゆらすだけのスワイショウは魅力いっぱいの練功なのです。
 

(つづく)