スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

【ふぁんそんテクニック・運動の感覚・6/和気の気功観・気功論・20】

【ふぁんそんテクニック・運動の感覚・6〔腕わかめ〕/和気の気功観・気功論・20】

?、運動の感覚を体感する

4、腕わかめ

(一)手首(手関節)の動き

 掌を下に向けて構えた時、掌側に曲げるのを掌屈(しょうくつ)、手の甲側に曲げるのを背屈(はいくつ)、親指側に曲げるのを橈屈(とうくつ)、小指側に曲げるのを尺屈(しゃっくつ)と表します。
 まず、自分の意思で掌屈、背屈をくり返してみて下さい。
 そんなに速くは出来ないと思います。
 今度は、手首の力を抜いて、手首の空間的な位置を速く上下に、左右に速く動かしてみましょう。
 子どもの体操にあるように、手をブラブラ(ブルブル?)と振ってみるのです。
 すると、手首を動かそうとする意思を用いなくても、手首は勝手に、上下の場合は掌屈、背屈を、左右の場合は撓屈、尺屈を早くくり返していると思います。
 これは、手首より手前の前腕を動かすことによって、手首の受動的な動きを作っているのです。
 そして、〔うでわかめ〕のふぁんそん的な動きは、それをゆっくり行なうのです。
 但し、掌屈背屈の場合は、手首から先の手の重さがあるため、掌を向かい合わせにして練習して下さい。
 流れがありますので、角張ってはいないのですが、大体、次のような流れになります。


?
 15?ほど離して掌を向かい合わせにし、左右の手首の空間的な位置を遠ざけていくと、それに合わせて掌屈していきます。

?
 遠ざけていく両手首の幅を50?くらいで止めると、慣性の法則(惰性)で手首は伸びてきて、掌が向かい合わせの形になります。

?
 そこから手首の位置を近づけてくると背屈していきます。

?
 手首を15?くらいの幅で止めると、再び慣性の法則で手が起きてきて、掌は元の向かい合った形になります。

 この?から?をくり返すのですが、手が惰性で起きてくるところは余り気にしないで、手首だけの遠ざけたり近づけたりする動きを、ゆっくり、止めないでしてみて下さい。
 手首の中の揺れだけを感じながら練習することが〔腕わかめ〕の感覚を体感する基本になります。
前の記事へ 次の記事へ