「ヒロ、最近どう?」
「普通」
ヒロが入院してから2週間が経った。聞いていた話によれば、食事療法を続けて貧血の程度を見て退院出来るかどうか決まるということだった。
もし順調にきているとするなら、もうそろそろ。そう思ってかけた声だったけど、退院のたの字も聞かれない。普通って。それってどういう……相変わらずヒロの言葉の真意がわからない。
「どーしたの野坂が時間通りに来てるとか」
「俺だってやれば出来る」
「何を言ってるんですか、私が約束の1時間前に家に行って起こしたおかげでしょうが」
午前9時、星港市の植物園ステージ前。今日は青葉女学園大学放送サークルABCがここでステージイベントを行う。でもって俺とヒロ、そしてこーたが手伝いとして参加している。
MMPはラジオメイン、と言うかラジオしかやらない大学だから果たしてステージの手伝いと言われても力になれるのか疑問だったけど、俺たちに期待されているのは男手らしい。
エコメモSSに昇華できんのかああああ
どうもこんばんは、エコです。
たまに、ナノスパキャラが将来どうなっているのかを考えることがあります。
誰がどう結婚して、子供はどうだー、仕事はどうだーみたいなことを。
最近は朝霞Pの将来像が熱い。ゆったりとした夜にソファで読書してる図とか。
夢オチでやるか…?
さて
気付けばもう5月下旬。初心者講習会も近いのに対策の話が少ない!
まあ、元々来週に1回やるつもりではいたのですが。まだ書いてないけど。
まだノサカの目に光があるじゃないか! どうしたんだ!
この時期のノサカはどん底に突き落としてナンボだっていうのに……
と言うか突き落とさなきゃ菜圭信仰が始まらんのだ
つまり落ちなきゃノサカがノサカにならんのだ!!(ババーン
「えー、それでは少し早いですが、三井の誕生日を祝う体のカレパーを始めます。かんぱーい」
「かんぱーい」
その前提さえなければまあまあ悪い気はしないのだけど、どうしてわざわざ三井の誕生日を祝う体でカレーパーティーを開かなければいけないのか、疑問しかないよ。
そもそもMMPというサークルは人の誕生日だからと言って何かをするサークルではない。そんなに祝ってもらいたければメンバーの誕生日には大体飲んでる緑ヶ丘に正面から乗り込んで潰されればいい。
僕たちは元々誰の誕生日だからと言って何をするでもないけど、三井だけは違う。この男は人の誕生日を調べ上げ、趣味も何も考慮しない贈り物を押しつけた上で見返りを求めるという面倒臭さだ。
ドーナツで 感じる
「――季節は抹茶かな、字余り……」
「む」
「いつもの、パターン……」
美奈がリンのパターンを先回りするほどになれば、いよいよこれも使い古された……もとい、定番の文句になりつつあるらしい。そんなバイト上がり、夜のティータイム。
夏も近付く八十八夜も過ぎ、暦の上での夏もとうに迎えている。美奈のファッションも夏仕様に近付いて、履き物もミュールになった。と言うか美奈のファッションは割と先取りだから何とも言えないけど。