視界を黒いタオルで塞ぐ。
電気も点けずにトイレに籠る。

昼の光に背を向けてひたすら黒の世界に身を沈める。

なーんも見えない状態で半日過ごした。

それでも真っ暗な世界は優しくはなかった。

暗い映画館のスクリーンに浮かぶ映像のように色々と考え事がグルグルと浮かんでしまうだけだった。

何も見えない状態で過ごして見たけどやっぱり着地点は見えなかったなぁ。