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B級映画の帝王 ロジャー・コーマン


秋の間は全然映画を観れていなかったんですが、今月入って休みの日は映画三昧しております!イェア!
(TOPの映画メモを見て頂けるととっても嬉しいです)
秋は何してたかと言うと、うん、まあ…正直に申し上げると、ポケモンと妖怪ウォッチをプレイするのに勤しんでおりました。子供か。
後は海外ドラマが一週間に三本溜まっていくので、それを消費するのにも頑張ってました。
一週間観なかっただけで、HDDには六本…そして二週間だと九本…きりがないのでここで止めておきます。

さてそんな相変わらずのどうでもいい話は置いておいて、この間何気なくAmazonさんで何か気になる映画ないかなーって観ていたら、





いつの間にかコーマン関係のBlu-rayが出ていたとは…!!
(ああっ、でもどちらかと言うとBlu-rayよりもDVDのが正直欲しかったなあ…PCでも観れるし、持ち運び用DVDプレイヤーでも観れるし…)
でもでもコーマン映画だとVHSだったり、価格が高かったりとか、色々手に入りにくい作品が多いのでこう言う風にBlu-rayを出して頂けるのは凄く嬉しいです:-)

あ。そう言えばよくコーマン、コーマン言ってる割りにはコーマン自身については語ってませんでしたね!


\彼がB級映画の帝王/

コーマンと作風と言えば基本的に「早い、安い、うまい」で出来ています。
セットの使い回しなんて当たり前、しかもそれを早撮りする事で予算を節約しているとか。
例えば、“血のバケツ”を撮った後にそのセットを流用して“リトル・ショップ・オブ・ホラーズ”を2日で撮ったのはファンの間では有名な話です。すげーな。

そして、何かがヒットすると直ぐパクります。
しかもそれをやっぱり早く撮っちゃうもんだから、本家よりも先に公開しちゃうって言うね。まあ、大変。
これは所謂エクスプロイテーション映画(搾取映画)と言われる手口ですが、コーマンはその業界を代表する人物だったりします。
そんなその場しのぎの娯楽映画を作るコーマンですが、ジャック・ニコルソン曰く「たまに間違って名作が生まれる」そうです。「間違って」ってのがポイントです。

ただ、普段はブラックコメディ系な映画を作っていますが、一度黒人差別を批判する真面目な映画を撮ったら珍しくコケました。(62年の“侵入者”)
やっぱりコーマンと言えば、求めるのは「おっぱい」と「血みどろ」のブラックコメディ映画ですよねぇ。(私だけ?)
あ。そうそう、コーマンは海外の映画もよく観ていて、色々な作品を配給する事でアメリカに紹介していたんですが…、“風の谷のナウシカ”を痛快エンターテイメントに改変して、宮崎駿がぶちギレたそうです。そりゃそうだ。
(まあ、これはコーマンだけに関わらずアメリカではよくある事みたいなんですが)

あ、ここまで彼のとんでもないエピソードばかり載せて来ましたが、ちゃんと凄い人物なんですよ!
彼の低予算現場で修行をして後に出世した監督は、ジェームズ・キャメロンだったり、フランシス・フォード・コッポラだったり、マーティン・スコセッシや、次郎の好きな監督でもあるガス・ヴァン・サント、そして俳優はロバート・デ・ニーロにピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソン…他には載せきれませんが、これだけ見ただけでもそうそうたるメンバーだってのが分かりますよね!

さて、長々とコーマンについて語り倒しましたが、この記事を読んで下さった方がロジャー・コーマンに少しでも興味を持って下さったら嬉しいです!
私もまだまだコーマンに関してはお勉強中なので(まだまだにわかレベル)、これからも彼の事を色々と調べていきたいと思います。
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