昨夜はB級映画の帝王、Roger Cormanが製作総指揮をした、
を
観ました:D
もう、観たらスッゴい大好きな作品になってしまいました!
Corman最高!!
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新しく赴任して来た女性校長はロックを悪と見なして全面禁止にし、生徒たちを厳しく取り締まり始め・・・。
超堅物の女校長と、ラモーンズ大ファンの女子高生が壮絶なバトルを開始!!!
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今回の作品が、唯一の映画出演となったRAMONES(本物)。
路上でライブをしたり、学校でライブをしたり、演技をしたりと必見です。吃驚です。
主人公は、RAMONESを愛するROCKな少女リフと、学校の模範的生徒である実験好きのケイト。
この全く違うタイプの二人の組み合わせが、兎に角可愛くて、見るからに二人共違う世界の人間なのに、凄く仲が良くてもう可愛いんです。
能天気で校長に厄介者扱いされるリフと、そのリフを自分の知識を生かしてカバーするケイト。
そして、そんなリフに恋する、
スポーツマンでイケメンだけど、女の子達に“つまらない男”と評価されるトム。
(ロッカーにハマってる新入生の彼の素性については、作中余り語られる事がありませんでしたが、いちいち良い味出してます彼(笑))
他にも、この腐敗しきった学校を更正させようと赴任して来た滅茶苦茶な女性校長イヴリン、その校長の腰巾着キャラのヘンゼルとグレーテル(両方男です)、クラシックが大好きな音楽教師等々、そこかしこに濃いキャラクターが溢れかえっています。
のっけからRAMONESの音楽に合わせて、授業中なのにダンスをし出す生徒達からもう、私の心は鷲掴みにされました。
ちょくちょくと、下らないネタも組み込まれていて、深夜観てるにも関わらず笑いっぱなし。
特に私が大好きなシーンは、校長が実験用ネズミにROCKを一週間聴かせたらどうなるかって言う、この馬鹿馬鹿しい実験のシーンです(笑)
ROCKを聴かせる前は、大人しくて温厚な性格のネズミでした、と言う前振りがあってその時の写真もあって、これ絶対アフターの写真下らないんだろうなって分かり切ってたし、予想も出来てたのに案の定、アフターの写真出た瞬間我慢出来ず噴き出してしまいました。
くっそう、負けた…oyz
絶対そう来るって分かってたのに、やっぱりなとバカにした様に鼻で笑おうとしたのに、噴き出さずにはいられませんでしたoyz
もう、この馬鹿馬鹿しい下らなさが癖になります。
スッゴく大好きな作品です:3
下らないのとか馬鹿馬鹿しいのとか大好きな方にはかなりオススメなので、是非是非!!
キャラクター全員魅力的だし、ストーリーも面白いし、滅茶苦茶だし、最高!Corman大好き!
※これより下は、ストーリーの核心に迫る程ではありませんが、ネタバレ注意。
因みに、先程わたくしが余りの下らなさに噴き出したと言う問題のネズミのアフター写真が此方。
ね、下らないでしょ?
2013-4-24 10:33