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言葉と尊敬していた方

言葉って難しいなと思います。
ある方――私が尊敬していた方から、頂いたメールを見返し、あれこれ思い出して思いました。
「好きだった」って過去形じゃないのにな。出来ればこれからも、その歩んでいく道――綴られていく物語、紡がれる言葉たちを見ていたいと切に願ってしまうのに。
伝える時には、どうしてそういう形にせざるを得ないのか。そんな事を思います。
そんなメールを送って、いくらか時間が経った今でも思う。いや、「好きです」って言えば良かっただけの話?そんな気もするけれど、うーん、何か違うんですよね。勿論、未だに大好きなのですが!
自分でも何が違うか、よくは分からないのですが。今までその方や小説を見て来て好きだと思っていた、勿論きっとこれからもそうだと思うけれど、これから先に書く小説を見ていないのに、その状態で好きだと言うのは失礼なんじゃないかなとか思いまして。
勿論、素敵な小説を書き続けると思うし、好きだと思うに違いないと思いますが。

私の返したメールは、受け取った方には、味気ないメールだっただろうなぁ。本当は、たった数行に収まるようなものじゃないんですが。
どんな言葉を、どれだけの言葉を使えば、伝えられるか分からなかった。重ねれば重ねるほど、なんだかその重みが無くなって。
私は、自分の気持ちを言葉にするのが苦手なのですよね。いつまで経ってもそう。小説を書く癖に何故って思われるかも知れないけれど、だからこそ小説という手段を用いるのだろうと思います。

……時折、今でも考えるけれど、届きたいとは思わなかったなぁ。違い過ぎる文章力に、不思議と悔しいとは思わない。(いや、そんな事を思うなんておこがましいと思うけど/苦笑)
私にとっては触れる事に戸惑うほど、綺麗で憧憬の対象だったのだと思いますね。
本当に憧れていたと思う。遠く、遠い場所にいる方で、ただ届かなくてもいいから、少しでもいいから同じものを見てみたいと思った。
私の文章力が上がったというのであれば、その方のお陰が半分に近いんじゃないかなー。

本当に影響を受けましたね。
大学の学科だってそうです。その方の「哲学的な考え方が好きだ」みたいな一言から、哲学ってなんだとなり、入門書を読み、面白いなと、ここに至ったんですよ。
うーん、不思議だなぁ。その方と出会わなければ、間違いなくこの学科になんて行かなかった。
出会えて、関われて、お話が出来て……本当に幸せでしたね。何度でも、ありがとうございますと言いたい(笑)

リクエスト小説

本日の更新は、「しあわせの方程式」に一つアップです。
この小説を更新するのは久しぶりな気がしますね。


リクエストして頂いた小説を書き上げてみたんですが、何となく納得いかないのです。やっぱり、書き直しかなー。
子狐とローズとファイみたいな。出会いと別れのお話なんですが。

毎回こういう感じなんですよね。3回くらい書き直して、漸くまぁいいかなと納得する感じで(苦笑)
いい加減、スパッ!と書けるようになりたいものです。
……しかし、私はストーリー面では赤点という感じですから(汗)
予想外の展開とか面白いもの、あんまり書けないんですよね。うーむ。
だから、私はずっと、私の書くものを、「小説」だと言えなかったんですよね。最近はその辺りにも、努力の形跡が見えるようになったので、まぁいいかなと思うようにもなったのですが。

色々書きたいなぁ。書くしかないですよね。

【拍手レス】

6/23
ザンさまへ

こんばんは、ザンさま。
読んで下さって、ありがとうございます!なかなか時間が取れず、超低速更新ですみません(苦笑)

私も、命懸けの戦闘の中で、説教臭いなぁとは思うのですが。説教と言うか、多分反発なのでしょうね。自分と同じ生き方をしてきた人間を目の前にすると、それが良くないものであるならば尚更、突き付けられると思うんですよね。愕然とすると思うんです。そういう事って感情的なものですし、多分余裕が無かろうが、そうじゃないかなぁと。
まぁそうしてあれこれ考えてしまっていたからこそ、黒霧は怪我してしまった訳ですね。あのシーンで一番描きたかった事は、やはり黒霧の成長というか変化なので、そうしてくれないと困るんですが(笑)

自分が自分である事って、やはり大切だと思うんですよね。自分と人とは違う存在であり、「自分」の代わりは誰にも出来ないのだという事も。普段あまり意識しませんが。(双子にしたら「誰かを殺す事」という事に関しては代わりは出来ますが)
痛みと、生と死のぎりぎりの狭間でこそ、きっと自分がここにいるという事をはっきりと意識するんじゃないかなぁと思ったり。

双子の生活、多分相当大変だと思います。その辺りを含めて、彼らを作った人間は何も考えていないのでしょう。感覚がないと、自分がここに存在しているという事にも曖昧になるでしょうし。
双子のくだりは、あんまりにも伝えたいことがストレートに押し出されている、というのはストーリー性に乏しいという事ですよね?
うーん、そうなんですよね。私が書くものはストーリー展開が上手く行かない事が多くて……。
すみません、今回の部分はあと一、二ページ程度ですね。一応、この先も双子が出てくる予定はありますし、絡めようと思ってはいるのですが、どうなるかは……。自分でも不安はありますが、頑張りますね!

ありがとうございます。ザンさまも、お体にはお気をつけ下さいね。



***
拍手のみの方々も、ありがとうございます!
低速更新にも関わらず、お付き合い頂けて幸せです。

波が押し寄せてくる!

本日の携帯サイトの更新は、「光の魔法を貴方に」3、4ページです。
低速更新ですみません。どうにもこうにも、なかなか時間が、ですね……。

ちなみに、現在はレポートが難航していまして、結構飽きてきました。なかなか終わらないものですから(苦笑)
いや、内容は大体理解しているんだ。理解はしてはいるのですが、どう纏めたら良いものやら……。
こう、溜め息が吐きたくなる感じです。この本の著者は、好きなんですがね。提出は来週にするかと思案中です。

そろそろ、レポートとテストが沢山な時期が来ますねー(苦笑)
そして、今年はどれも骨が折れそうなものばかり、手抜きしたくないものばかりなのですよね。幸いなのは、昨年よりもその数が少ないという事ですか。

でも、テストよりはレポートの方がいいかなぁなんて。特に、穴埋め問題みたいなのとか、言葉の意味とか解説しろとかいうテストよりは。
楽と言えば楽ですが、それってその場限りじゃないですか?そういうのじゃない方がやっぱりいいかなぁって思うんですよね。
……と言いつつ、こうしてきっと行き詰まるのでしょうが。うん、分かりきっている(苦笑)

あ、最近出たレポートで、ちょっと面白いなぁと思ったのは、「自分が映画を作るならどんなものにするか」みたいなテーマのレポートです。あれ、レポートか微妙ですが。
自分の学科には全く関係ないのですが、創作が好きな人間としてはやはり少しだけ楽しいです。半分は面倒ですが(笑)
私が作るなら、やはりテーマとか伝えたい事重視になってしまうんだろうなぁ。

今、やらなくていつやるんだ

最近はあんまり小説書いてないなぁ、ごめんなさい。リクエスト頂いた小説もお待たせしたままで……(汗)

でも、今、やらなきゃいけない事があるんです。小説も書きたいし、確かに今でなくてもいいかも知れないけれど、今、やらなきゃ駄目なんです。意味がない。
色んな本を読む事はいつだって出来る。そして、考える事だってそう。でも、だったら、それをいつやるの?いつかっていつ?
……今、やらなくてどうするんだ、と思うんですよね。

当たり前だけど、大学は卒業するだけじゃ意味がない。卒論だって、書くだけじゃ意味がない。どんなにすごいものを書いたとしても、それだけでは意味がないと思うんです、特に私が通う学科は。
これからの人生へ如何に自分の核となれるものを作れるか、そういうものを、私は思索し、書きたいのです。問い、自らの答えを出したい。
自らの地盤となるような、確固たるものを、今、築いていきたい。そして、これから先の人生の中でも、それを考え続け、問い続けていきたい。
様々な本を読むという事は、勿論、卒論を書く為に必要だしプラスになるだろうとは思うけれど、そういう意味もあって「今」じゃなきゃ駄目なんですよね。

「卒論、面倒だ」とか「授業面倒だ」とか。確かに、思う事もあるけれど、やはり私はそのような姿勢に疑問を抱きます。
論文という形にする事も、学び、研究してきた事を、論理的かつ分析的にする為には、必要な事だと思うのです。文章を書くという過程を経る事により、不明瞭な部分や正しくない部分に気付けますし、それらを整理出来ます。勿論、そのように強制されなくても、自分でそういう事をするならば話は別ですが、やはり人に見せるという行為も必要かと。

得られるものがある筈なのに、ないがしろにするという姿勢を、私はあまり好ましいと思いません。
ぼんやりしてたらつまらない講義もあるけれど、よくよく考えてみるとそうでないものばかりじゃありませんか?だって、自分の何十倍もその学問に携わって来たんですからね、相手は。
得ようとしなければ、何も得られる筈がないんですよ。何かを得たくて、研究したくて来たのならば、それを忘れたらいけないと思う。
私も、そういう事は分かっていた筈なのに、真の意味では多分忘れていたなぁと思います。勿論、他にも色々得るものがあったからだけれど。

そう考えると、大学4年間って全然足りない。今、漸くその領域に足を踏み入れられそうなのに。まだまだこれからなんですよ。
ああ、本当に、何かを得ようとしたらなば、人生もまた本当に短いのだと思いますね。私は、私が求めたものを、その生の最後までに得られるのでしょうか。それが、怖いですね。
勿論、その答えが否だろうと、私は求め続けるのでしょうが。
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