先月、ずっと観たかった昔から私が大好きな監督Tim Burtonの
映画、
をやっとこさ観る事が出来ました:-)
元々実写映画の作品で、昔からずっと気になっていたにも関わらず観る事が出来なかった此方の作品。なのに、映画館で観れなかった事が未だに悔やまれます。
新宿で期間限定で開催されていた、フランケンウィニー展はバッチシ行ったんですけどね。
◆◆◆
不思議な町、ニューオランダ。
交通事故で愛犬のスパーキーを失った少年ヴィクターは科学の授業からヒントを得て、彼を蘇らせることを決意する。
ツギハギだらけの“フラン犬”として見事スパーキーは蘇るも、無邪気で陽気で能天気な性格から『自分が死んだ事』に気付かないまま勝手に外へ出てしまう。
スパーキーの有り得ない姿を目撃したクラスメート達はヴィクターのアイデアを使って次々と動物達を蘇らせていき、そして・・・。
◆◆◆
犬好きのTimらしく、スパーキー(犬)の可愛さに溢れた作品でした。犬好きにはたまりません。
ただ、スパーキーが死んじゃうって分かっていても、実際スパーキーが死んじゃうシーンを観ると、結構キツいものがあります。正直あのシーンはつい泣いてしまいました。
だから、スパーキーがフラン犬として甦った時は純粋に嬉しく思ったし、良かったと思いましたが、そうじゃないんですよね。
やっぱり、辛くても死を受け入れないといけないし、現実と向き合わなくちゃいけない。
たから、ラストどんな感じで終わるのか凄く気になったんですが、まあ……うん。そんな終わり方か。
ゴホン。
でも、スパーキーは無邪気で凄く可愛いです。
ボールで遊んだり、虫を追い掛けたり、ぴょんぴょんと走り回ったり、最初の映画のシーンがあるんですが、その時のスパーキーとか凄く可愛かったです。
後、お隣のエルザの愛犬ペルセポネと鼻をくんくんやりあってるシーンとか、スッゴく可愛いです。
こう言う突っ込んだらきりがないけど、スパーキーの動きとかは犬好きのTimならではの魅力に溢れてますね:D
そう言えば、フランケンウィニー展行った時に吃驚したんですけど、今回この作品は白黒映像なんですね。
私てっきり、元々色がついていたものを映像で白黒にしたのかと思っていたんですが(昔の白黒映画みたいな感じで)、実際は人形達も建物も全部が元々白黒で作られていたんですよね。
でも全然地味とかそんなんじゃなくて、白黒なんですけど鮮やかに見えるんです。キッチンとか、屋根裏部屋とか。カーテンとか、棚にあるお皿とか、飾ってあるもの全て細かく白黒で作られているんですが、凄く綺麗で。
Timは「カラーだったら作らなかった」と言ってましたが、確かにこれがカラーだったらまるっきり違う雰囲気の映画で、ここまで魅力的に感じなかったと思います。
ラストはちょっと納得いかないかなあとは思いつつ、スパーキーが凄く魅力的だったので結果良かったです。
最近のTimの映画は正直好きじゃないんですけど、久しぶりに良いなって思えた映画でした。
2013-12-7 14:01