塵 月 抄

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渇望の兆し

白昼の太陽は




眩しすぎて




























闇夜の月は




悲しすぎて




























何処に居ても




いきつく暇も無い































己の目の前の人に




醜態を晒しながら




生きる勇気は




掌が痛くなるほど握って




見えなくなる程




小さくなってゆく



































住む世界は




暗く見にくいと




当たり障り無く




呟いてみて





























その暗闇の中に散らばる




希望とは限らない




いくつかの灯に




心躍らせるだけで





























どうするべきかなどを




処裁することは




何かと口実を張り付け




置き去りに


































自分は強いと




自負しながらも




どこかで救いを




求めているのも明白






























待ち侘びるのは




独りよがりからの解放




などと吐いてみて







































いつかは誰かに








止めを刺して欲しいだけ

燐光を追って

雨垂れの音が




絶え間無く































静淑ばかりが




続いていた




夜半に声をもたらすから




































半端な自分に




心痛となり




問い詰める



































今日はとても




星影などは




見当たらないけれど




街灯に照らされて




耀う雨粒が




星の代わりに私を慰める



























持つものには




何かしら文句を付けて




要らぬと豪語する癖に



























いざ無くすと




独り悶えて




後悔ばかりが際立つ




抜け出せ無い




輪廻の中






























教えてよ




























やはりこの世は








因果応報で








成り立つべきなのか

寒い

今日Amazonから注文した本が届きました。

基本的に本は本屋で見定めて買うべきだと思っているcataSTropheですが

ハードカバーなどは重いので荷物の多いときとかは携帯にタイトルと出版社だけメモして家に帰りAmazonで一括注文します(笑


届いた本↓

小太郎の左腕/和田竜

ありふれた風景画/あさのあつこ

平等ゲーム/桂望実

学校で愛するということ/中森明夫

月食の日/木村紅美

コンダクター/神永学

など諸々...



で、箱空けて気が付いた



ん？『月食の日』が二冊ある(´Д`；)




伝票みたら確かにニ冊の注文が。







蘇る、ショッピングカートに入れるボタンを一度押しても画面が変わらなかったからもう一回押した記憶。









だから、本屋で買っておくべきなのだ！

椛赤く暖かく、冷え込む空に指先冷たく

憂うような朱色の葉が




風に揺られて




はらはらと

































空気を撫でるように





舞い落ちて





































ため息ひとつ




曇る窓





























指でなぞる




君の名が




薄れてゆくたび































より際立つ




君への熱が




また窓を曇らせる






















例え不意に




目が合ったとしても




気を引く仕草も




見付からず






























役立たずの言葉たち




いざというとき




君に伝える




一言が見つからない






































どれほど








刻を重ねても








君の前では








私はいつまでも青二才

物申す

『揚げずに唐揚げ』



ってもはや唐揚げじゃないよな



揚げないなんて唐揚げにされる予定だった鷄に対する冒涜だ




「‥僕、唐揚げなのに焼かれるの？」



みたいな。




プールの授業で

水張ってないのに



「泳ぎなさい！」



ってくらいの肩透かし。



‥ごめんなさい。



学校行ってきます。