【気功は人生を変える力を持っている】気功の山の登り方・2
気功の技を身につけたり、気の感覚が体感できるようになると、人生の景色が変わってきます。
大げさではなく、自分の能力が変わり、人生が楽しくなって来るんです。
僕は、子どもの頃から虚弱体質で長くは生きられないだろうと言われていました。
二十歳を過ぎ、大学を卒業した頃、進行性の疾患が見つかり、四十歳くらいまでの命だろうとも言われました。
大学を卒業し、鍼灸師になる為に盲学校の専攻科に通い鍼灸の資格を取って鍼灸院を開設してからも、四十歳になるまでは月に三、四日は寝こんでしまうほど体力は弱く、うつ症状にも悩まされていました。
そして、四十歳を過ぎてから習い始めた気功によって人生が変わったのです。
とにかく寝こまなくなり、精神的にも落ち込まなくなりました。
筋肉モリモリでエネルギッシュになった訳ではありませんが、イキイキと人生を逞しく歩いて行けるようになったのです。
また、気の感覚がわかるようになってからは、京都や奈良の神社やお寺に出掛けていっても、観光として建物や仏像を観るのではなく、気の感覚として体感を楽しめるようになり、自分にとっての癒しのスポット、パワースポットが感覚として判るようにもなりました。
精神的に落ち込まなくなったばかりでなく、いわゆる我欲とか執着とかに振り回されることがなくなり、精神的にも落ち着き、強く穏やかになりました。
更に、気功をすることで、実年齢よりはかなり若々しくなるし、精神的にも年をとらなくなったように思います。
気功を始めて三十年が過ぎました。
これからは、気功の素晴らしさ、楽しさをみなさんにお伝えさせて頂き、自分としても、更に気功の山を登っていこうと思っています。
そして、僕が紆余曲折しながら登ってきた道を整理し、標識を立てていきますので、みなさんも、道に迷うことなく気功の山を登り、人生を豊かで逞しいものにしていって下さいませ。