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気功の山の登り方・18

【小周天から練丹へ】気功の山の登り方・18

 さて、いよいよ「小周天」です。
 気を縦軸に動かした前回の練習に引き続き行なうと善いと思います。
 気のボール(手)と呼吸を誘導にして尾骨から後頭部まで上げた気を、頭頂部を通して前頭部から顔まで回してから、胸腹部と吐き降ろし、恥骨から会陰(坐骨の間)から尾骨に回し、尾骨から吸い上げ、体幹部を使って楕円形に気を回します。
 これを「小周天」と言うんです。
 筒状の蛍光灯のような感じで、体の中と外を合わせて楕円形の筒、空気で出来た楕円形の筒を作り、その中で温かい空気が廻っているような感じにして下さい。
 ですから、顔は筒の中にあり、感覚的には顔の形は必要なく、顎の下の空間や首の後ろの空間も一つの筒の中にあるんですね。

 この小周天をしばらくしてから、気を首から上には回さないで、胴体の中だけで廻してみましょう。
 これを「胴体周天」と言います。
 更に、横隔膜から上には挙げずに腹の中だけで廻してみると、それを「練丹」と言って、丹田の気を強くしていく取り組みになるんです。
 前回の体幹部での貫気法も、今回の小周天も、決してイメージを使わず、強い意識もしないで、あくまでも体内や皮膚がゆるんだ温かな感覚の体感を大切にして練習して下さいね。

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