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気功の山の登り方・23

【鳥のように】気功の山の登り方・23

 腕の中で気が通るような感覚が出て来ましたら、次は、鳥のような羽ばたきでの貫気の練習です。
 軽く足を開いて立ち、それぞれの手に気のボールを持つようにして、両手を体側に垂らし、掌を向かい合わせにします。
 そこから息を吸い入れながら両手を横から挙げていき、掌の気のボールを、丁度蛇が玉子を呑み込むような感じで胸の中まで吸い入れます。
 次に、軽く膝を曲げ、息を吐き出しながら胸の中の気を掌に吐き出します。
 これを繰り返し、呼吸と両手の鳥のような羽ばたきによって、掌と胸の間で気を通す練習をして下さい。
 蛇が玉子を呑み込むようにと書きましたが、感覚的には、象の鼻呼吸のようなもので、腕を象の鼻に見立てて長い鼻の中を空気が行き来するような感じなので、実際の呼吸も掌呼吸をしているようにしてみましょう。
 少し慣れてきましたら、両手を前から挙げて横から降ろしたり、横から挙げて前から降ろしたりなどの動きも加えて、腕の中での貫気を楽しんでみて下さい。 この腕の中での貫気法は、様々な功法の中で用いられていますので、鳥のような羽ばたきによる腕の貫気の練習に励んで下さいね。
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