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隠れ児童の実態

ここ最近、「保育園落ちた日本死ね」で保育園の問題が取りざたされるようになったけど、実際の待機児童問題はより深刻であることが判明したのだそう。
待機児童というのは、認可保育施設に申し込んだのに入れなかった子供のことを指すのだけど、実際に「待機児童」とカウントされたのは2万3167人だったにもかかわらず、実際に「保育園に入れなかった児童」は4万9000人もいたのだそう。
なぜ倍の差が生まれたのかと言うと、「隠れ待機児童」がいたから。
隠れ待機児童というのは、特定の施設を希望したため、他に通える施設があったのに入らなかった児童や、認可施設に入れなかったため、やむをえず認可外施設に入った子供のこと。
そういった細かい事情まで加えると、実際には「認可施設に入りたかったのに入れなかった子供」は5万人近くもいたってことなんだよね。
認可外施設は認可施設に比べると保育料が高いし、空き施設があるならどこでもいいってわけにもいかない事情もあるだろうし・・・。
なので実際は待機児童問題っていうのはもっと根が深くて、規模も大きい問題なんだなと思った。
また、親が求職中の場合、子供も原則として待機児童に含まれるのだけど、自宅でインターネットで給食している場合、「家に居るから」という理由で待機児童に含めないところもあるんだとか。
今は求職方法も多様化していてネットで仕事を見つける方法が一般化しているというのに、物理的に「家にいるから」って理由で待機児童に含まれないんだなあ・・・。
もっと細かいところまで調査したら、もっともっと隠れ児童って増えていきそう。
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