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せめて観賞用にしていれば・・・

昨日ニュースを見ていたら、明治神宮外苑のイベント会場で火災が発生したと報道されていた。
ド派手な花火とか使うイベントでもやったのかなーと何となくながら見していたのだけど、この火災で5歳の男の子が亡くなったと知って愕然・・・。
イベントというのは「東京デザインウィーク2016」だそうで、デザイン性のある作品がいくつか展示されていたのだそう。
火災が発生したのは、そのうちのひとつであるジャングルジムの形をした作品。
ジャグルジムというと鉄製のものというイメージがあるけど、これはすべてが木製。
だからこそデザイン性があるのだけど、その中で子供たちが遊んでいた際、火災が発生したみたい。
最初は放火かなと思ったのだけど、どうやら展示物の中に木くずが取り付けられていて、しかも夜間でも見られるよう、ライトが当たっていたとのこと。
もともと木製だから燃えやすいし、ライトの熱で引火したのだと思う。
実際、火災が起こる前の作品の画像を見たら、中におがくずみたいなのが大量に敷き詰められているんだよね・・・。
ちなみにこの展示物を作成したのは日本工業大学の学生グループとのこと。
まさかこんなことになるとは想定していなかっただろうけど、正直、素人の私でも、木くずが取り付けられたジャングルジムにライトを照射し続けたら危ない・・・っていう予測はつくんだけどな・・・。
これが他の展示物だったらヤケド程度で済んだんだろうけど、入り組んだジャングルジムというのもリスクの要因だったのだと思う。
結果論になるけれど、せめて「展示」するだけの作品で、手を触れるのは不可だったら、こんなことにならなかったのにな・・・。
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