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職務怠慢・・・・

滋賀県大津市内にある公園のうち、80ヶ所の遊具が構造上の安全基準を満たしていないことを理由に、156基の遊具を使用停止しているのだそう。
80ヶ所の遊具156基というとかなりの数に上るけれど、実はこの事が発覚したのは今から8年以上前の2008年度調査の時。
つまり8年以上前に遊具が危険だと判断しておきながら、ずっと放置していたってことなんだよね(汗)
ちなみに使用停止になった遊具があるのは、自然体の公園の3分の1以上を占めているとのこと。
それだけ大きい規模の話なのに、まったく対処されてこなかったっていうのがね・・・。
市いわく「法律の基準ではなく緊急性が低いと当時判断したのでは」ということだけれど、安全基準を満たしていなかったのは事実なんだから、放置していていい理由にはならないよね(ーー;)
しかもこの156基の遊具、レベルでいうと「ハザード3」。
これは「生命に関わる危険か、重度の障害などをもたらす」可能性がある最高レベルのハザードなのだそう・・・。
実際、ジャングルジムの基礎部分が露出していたり、滑り台の柵の間隔が広くて、もし子供が落ちたら首をつってしまう可能性があったり。
幸い、これまで事故は起きていないみたいだけど、それはあくまで結果論であって、「もしも」がいつ起きてもおかしくない状態だったところが問題なんだよね。
実際、遊具で遊んでいて亡くなったお子さんもいるのだし・・・。
ついこの前も、ランドセルを背負ったまま遊んでいた子が首つり状態になって亡くなるという事故があったはず。
安全基準を満たした遊具でもそういった事故が起こるのだから、その基準を満たしていない遊具ならなおリスクが高いはず。
しかも1ヶ所や2ヶ所じゃなく80ヶ所の156基・・・。職務怠慢としか言いようがない。
不幸中の幸いだったのは、事故が起こる前に発覚したこと。何かあってからじゃ遅いんだから、ちゃんと対処してほしいと思う。
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