DMM.comと言えば、動画の配信などでおなじみの大手企業。
テレビCMでもたびたび見かけるから、インターネットをしない人でも企業の名前くらいは知っているというケースは多いと思う。
そんなDMM.comを騙るニセモノ業者が出没し、電子マネーをだまし取る被害などが最近多発しているのだそう。
DMMのニセモノ業者は、不特定多数の携帯電話にあてて「有料動画の閲覧履歴があり、登録解除の連絡をしないと法的措置に移行する」などという内容のショートメッセージを送信。
そのメッセージに驚き、連絡してしまった人に対し、プリペイとカード式の電子マネーを購入させ、そのカード番号を聞き出すという手口が横行しているのだそう。
こういった手口はちょっと前から急増しているのだけど、このニセDMMによる被害相談は去年5月〜12月までの7ヶ月間のあいだになんと2067件も寄せられているというからすごい(汗)
もちろんほとんどは詐欺に引っかからず、「こういうメッセージが送られてきた」という通報だったみたいだけど、そのうち77件は実際に電子マネーをだまし取られたそうで、被害総額は約2650万円にも及ぶんだって。
しかも1人あたりの最高支払額は600万円というから重ねてびっくり(汗)
これはいわゆるワンクリック詐欺と同じ手口で、こういうメッセージが送られてきたら無視するのが一番なのだけど、未だに引っかかってしまう人もいるんだなあ・・・。
しかも電子マネーでのやりとりは足がつきにくいし、未成年でも購入できてしまうから、最近は10代の若者がターゲットにされてしまうケースも多いんだって。
今は早い人だと小学生の頃からスマホを使っていたりするけど、子供にネット環境を利用させるときは、どういう危険があるのかちゃんと教えないとだめだよね。