カブトムシと言えば、小学生男子の大好きな昆虫のひとつ。
夏場には木に蜜を塗って罠をしかけ、夜中に採取しに行く・・・なんてことをした子もたくさんいると思うけど、それでも運が良くないと捕まえられない昆虫の王様的存在だよね。
ところが今、そのレアなカブトムシが大量発生し、問題になっているところがあるんだそう。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの南東にあるマル・デ・アホのビーチが現場らしいのだけど、なんと数百万匹ものカブトムシが大量発生Σ(゜Д゜)
その様子が実際にSNSに画像付きで投稿されているんだけど、ビーチを覆い隠すかのように、黒いものがびっしりと・・・。
画像を見ただけでもぞっとするような光景なので、さすがに旅行客は震え上がり、ホテルに引きこもっているんだとか。
大量発生した原因は不明みたいだけど、今回大量発生しているのは成虫になると数日間で寿命を終えるという短命の種類とのこと。
要するにセミみたいなもので、つまりビーチを埋め尽くしている数百万匹のうち、ほとんどは死骸ではないかとみられているんだそう。
でもたとえ死骸でも異様な光景であることに変わりないし、ビーチに来るお客さんも途絶えてしまうよね(汗)
ただ、このニュースを聞きつけて、カブトムシの死骸を集めて1kg7400円で売り払おうとする輩が出ているというからさらにびっくり(汗)
カブトムシの死骸なんて何に使うのかと思ったら、最近、甲虫類の分泌液に免疫力を向上する成分が含まれているのではないかと考えられていて、医学界でも注目されているんだって。
あくまで研究段階でまだ実用性にとぼしいだろうし、そもそも素人が死骸を取り扱ったって意味ないと思うんだけど(汗)それでもだまされて買ってしまう人もいるのかな・・・。
いずれにしても、これは国とか自治体が総出で駆除しないといけないレベルだと思う。