封筒をとじた後、のり付けした部分に「×」印を書く・・・というのは普通のことだと思ってた。
私自身はめったに封書を出すことはないし、とじるときももっぱらセロハンテープを使うので(^_^;)とじ口に×印をつけたりしたことはないんだけど。
ただ、実際に×印がついた封書を目にしたことがあるので、それを不思議に思ったことはないんだよね。
ところがこの×印、実は封書をとじる行為としてはNGらしいΣ(゜Д゜)
マークを書きたいなら「〆」が正解で、決して「×」ではないのだとか。
確かに「〆」の方がとじているというイメージは強いけれど、×でも「開いてませんよ=とじてますよ」という意味で通じると思っていたので、ちょっと意外(^_^;)
ちなみにとじたところに書くのは「封字」というのだそうで、他にもいろんなバリエーションがあるんだそう。
たとえば〆のもとになった「締」とか、あとは封じるという意味をもった「封」とか。
あとは見たことはあるけど読み方がわからなかった「緘」。これは「かん」と読むのだそうで、封じるという意味があるんだって。
このあたりは見聞きしたことがあるけど、他にもお祝い事や婚礼のときなんかは寿とか、賀とかの字を使うこともあるんだそう。
さらに「蕾」「莟」「つぼみ」というのもあるらしく。どれも「つぼみ」という読みなんだけど、こちらは女性のみが使える封字とのこと。
さすがにこのあたりになると初耳で、リアルで見たこともなかった。
もし受け取った封書に「つぼみ」なんて書かれていたら首をひねってしまいそう(^_^;) でも意味を知れば、知的な人だなと思ってもらえて、イメージアップかも?