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安心して楽しめる環境を整えてあげよう

東京都が先日、「体育的活動における安全対策検討委員会」というのを設置したのだそう。
きっかけになったのは、小中学校で行われる組体操による事故。
去年、大阪府の中学校で組体操の練習中、ピラミッドが崩れて生徒が骨折するなどの事故が起こったことは記憶に新しいけれど、その中学校だけが異例だったわけではなく、実は組体操による事故というのは毎年一定の割合で発生しているトラブルなんだとか。
実際、小学校の組体操による骨折事故は年間158件も起きているそうで、大阪市では確か組体操のピラミッドの段数に上限をもうけたはず。
もちろん、組体操による事故は大阪だけで起こっているものじゃないので、東京でも安全対策に乗り出すために、今回の委員会を立ち上げたのだと思う。
ちなみに委員会では3月までに報告書をまとめて、運動会の定番種目である組体操や騎馬戦競技などの安全対策について検討するのだそう。
いずれも昔からある伝統的な種目だけど、子供が子供を背負い、不安定な状態になるものなので、きちんとした安全対策は必須だよね。
というか、事故が増えたのはここ数年のことじゃなく、昔から一定割合で起こっていたのだと思うんだけど、それが今になってようやく対策に乗り出した・・・っていうのはちょっと遅い気がするなあ。
まあ最近はピラミッドの高さを競うようになって、ヒートアップしてきたというのもあるのかもしれないけど。
転んですりむくくらいなら日常でもよくあることだからいいけれど、さすがに骨折とかになると大けがだもんね。
せっかくの運動会で大けがしたら本人だって嫌だろうし、安全に楽しめるよう、大人が環境を整えてあげることは必要だと思う。
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