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どっちが先なのか・・・

現在、全国的に猛威をふるっているノロウイルス。
警報が出た宮城県は生カキの産地として有名だけれど、ノロウイルスの大流行にともない、やむなく県漁協が出荷を休止する事態にまで発展した。
ノロウイルスはカキを含む二枚貝に含まれていることがわかっているので、感染源になりうる生カキの出荷が自制されるのは仕方ないことなのかな・・・と思うのだけど。
ただ、県漁協が県内11海域を調べたところ、石巻市の雄勝湾をのぞく10の海域でノロウイルスの陽性反応が確認されたとのこと。
つまり海の水そのものがノロウイルスに汚染されているということで、そのウイルスがカキに蓄積されているのではないか・・・という疑いが濃厚らしい。
そして海を汚染しているノロウイルスがどこから来たかというと、下水処理場・・・つまり、人。
なんでも、ノロウイルスの感染者の嘔吐物などに含まれるノロウイルスは一般的な下水処理を施しても100%除去することはできないそうで、一部が海に流出し、それをカキが蓄積してしまうみたい。
宮城県は全国でもノロウイルスの感染者数が多く、一医療機関あたりの患者は今月5〜11日で41.44人。全国平均は19.45人なので、2倍以上に及んでいる。
宮城県がカキの名産地なのは周知の事実なので、ネットではやっぱり生カキが原因なんじゃないかと言われてたけれど、こうなるとどっちが先だかわからないよね(汗)
下水処理機能が向上して、ノロウイルスも完全に除去できるようになればいいのだけど・・・そういうのは難しいのかなあ。
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