最近、メルカリで「妊娠米」なるものが多々出品されているのだそう。
妊娠米ってなに?新しいお米のブランド?と不思議に思っていたら、どうやら「妊娠菌」がついていると銘打ったお米のようで・・・。
妊娠菌という言葉はたまにネットで目にしたりするけれど、私が見たのはあくまでジンクスというか、ネタというか。
たとえばとあるサイトで、妊娠に成功したから「妊娠菌置いていきますね♪」という書き込みをすると、「おめでとうございます」というレスや、「妊娠菌もらっていきます!」という声が続いたりする。
もちろん、これはあくまでネット上のやりとりであって、どちらも本気で「妊娠菌」なんて信じているわけではないと思う。
ただ、そうやって妊娠したい人を励ますことで、少しでも不妊に悩んでいる人の手助けになれば・・・という気持ちがあるからじゃないのかな。
そういったやりとり自体は悪いことじゃないし、むしろ妊娠を希望する女性同士のひとつのコミュニケーションとしていいと思うのだけど・・・。
メルカリの場合、同じ「妊娠菌」でも、れっきとした商品として出品しているから厄介。
しかも値段はかなり高くて、中には1合あたり1500円で出品されているものもあるのだそう。
妊娠菌には医学的根拠なんて当然ないので、普通は買わないだろう・・・と思うところだけど、実際は2013年以降、数百件の取引が成立しているんだとか。
それで気休めになって、本当に妊娠した人はいるかもしれない。妊娠って体の状態だけじゃなく、心の状態もすごく重要なポイントだから。
でもそれを商売にするっていうのがね・・・。不妊に悩む女性を手玉にとったあくどい商売だなあというのが個人的な見解(汗)