日暮れが遅くなったこの頃、万博記念公園で桜があまり撮影出来なかったので、せめて地元の公園の桜でもと少し立ち寄ったのですが……全然、駄目でした;。
どの桜木の下には今でも飲み会などがあり、さすがに入り込んで撮影は出来ず、色々探してやっと人気のない桜を見つけたのですが、今回はおじいさんに邪魔されました;。
撮影をしていると、どこを撮っているのかと尋ねて来たんですよ。全く知らないおじいさんです。多分、七十歳前後。
手にはデジカメがあり、私は携帯電話だけど写真に興味があるのはわかり、ここですって答えるくらいはしました。
確かに他人の撮影している部分が何かは気になるものです。ところがこのおじいさんは、次第に桜の写真から話しがズレていったんですよ。
っていうか、写真を撮影するなり直ぐ立ち去るだろうと思っていた私は、何故立ち話しに付き合っているんだろうとかずっと思ってました;。
中学生に見えたというおじいさんに、いくら何でもそれは嘘が酷いだろうとか思いつつ、私も嘘も方便な会話をしてました。(殴;)
自分にも息子がいて今年、NTTに入社したとか住んでる場所など勝手に話すんですよ;。
それが二十分くらい続いて、疲れたと感じた頃にやっと動く気配がして立ち去ってくれると思ったら、一緒に出口まで行こうとか言うんです。
私はまだまだ撮影したいのに、関係ないおじいさんは今度は歩きながら戦争体験の話しなんかを始めたんですよ;。
出口辺りに辿り着く十分内、私は何も話さずにいたんですがね;。
中々、サヨナラしてくれないからトイレが丁度あり、私は入るからここでサヨナラみたいな会話をして「お疲れ様でした」と言ったんです。
仕事じゃないけど、年輩者にはそんなサヨナラしかした事がないからです。
だけどこのおじいさん、自分もトイレに行くとか言い出し同時に入る事になったんですよ;。
嫌な予感はするまま、入ったフリで出て行って鉢合わせもなんだから、とりあえずゆっくりして出ました。
それで辺りを見回していなければ戻るつもりでしたが、そのおじいさんは待ち構えていました;。
側に来るなり、お茶しながら戦争体験話しの続きでもしようとか言うんですよ。
その公園には喫茶店もあるけど、私は桜の写真を撮影しに来ただけです;。
再撮影は諦めて帰る事にしました。時間がないとか立ち寄る先があるなど色々な理由で断ると、若い人は戦争話しになんて興味ないよねとか言われましたが……。
興味ないのは貴方との会話ですよ;。名前も知らない他人とそこまで付き合う義理もなく、寧ろ小さい頃から「他人について行ってはいけない」と教育されてますから。
息子さんでもおじいさんの年齢ならそんな教育をされたり、していたのではないのですか?
お茶が飲める、ラッキーだなんて思う事もありませんよ。欲しいなら自分で買う大人ですから。(爆)
とりあえずお茶くらい良いか……なんて感覚すら私にはありませんからね。
ドン引きだったけど、幸いなのは周囲に大勢の人がいた事でしょうか。
その時は自転車だったので帰るまで何度も振り返った事や、遠回りした事は言うまでもありません;。元気なおじいさんですから、ついてきそうな勢いでしたし;。
戦争話しをしたいなら同年齢の人か、デジカメも扱えたんですからネットで語るとかも可能なんじゃないですかね。
若い人だって小さな頃から教科書で戦争は既に終わったんだと洗脳されても、実際は他の国で今でもしている現実や何故、自衛隊が誕生したのかくらい知ってるのもいるんですよ。
広島の原爆ドームだって一度は勉強しに行きますしね。他にも調べようもありますから。
その公園には一年くらい避けて行かないつもりです。どんだけチキンなんだか;。でも怖かったから……。
(・_・;)