Maniacer's Spiral (R)

そろそろ始まってくるヤツ


どうもこんばんは、エコです。

年度末ですね。世の中も慌しさを増して来る頃かと思われますね。
エコも同様に、今年度はこれでお休みもなく、バタバタしてきます。やったね！
朝霞Ｐごっこの期間には入ってくるのですが、レッドブルには頼らないよ！
夏にレッドブル飲んで後々しんどかったんでね……

さて

そんなこんなで今年度ももうすぐ残り10日を切って来るわけですね。
ナノスパはなかなか激しさを増しています。

当初の予定より10枠増やしたからなあ……

やりたいことはやれるうちにやるやよ！

新年度のお話は……うん、もし明日でも余裕があればひとつ書いてみたいけど最悪当日になるよね！
平日に書けるようになったエコさんを信じろ

「こ、この……コ、コミュ力おばけ…！」

　ただただ置き去りにされているのはあずさばかりなり。適当な理由を付けて私とリン、そしてあずさとロイという一風変わった４人で会っている。元々は私とあずさの恋バナ。ベティさんのお店で恋愛相談なんかをしているうちに意気投合した。
　私は一応全員と顔見知り。リンはロイとあずさの２人とは初めて会う。グループの方がお得だからという理由で、映画鑑賞キャンペーンに乗ってみた。ただ、映画というコンテンツにリンの興味がそそられるかが少し心配だったけど……どうやら大丈夫だった様子。
　それどころか、リンとロイは映画の内容や劇中に使われていた音楽について息つく間もなく話している。あの場面でのあの曲のかかり方は効果的だった。その曲はこういう技法で編曲されていてこういう心情を上手く表現しているのだろう。そんな風に。

「何かもう姉ちゃんがさすがすぎる」
「だから最初から呼んどけばよかったのに」
「ホントだわ」

　大学３年までは一人暮らしをしなさいという伊東家のルールに基づいたこの生活もそろそろ終わりを迎える。厳密な引き払いはもう少し先だけど、少しずつ荷物を実家の方に運び出している。
　最初はなるべく自力で頑張ろうと思ってたんだけど、何かもういざやってみるといろいろ大変すぎて。慧梨夏にも少し手伝ってもらってたんだけど、それでも限界はある。それならばと同じく引っ越し経験のある姉ちゃんに縋る。
　じっちゃんの家から軽ワゴンを借りてきた姉ちゃんが、さあ何を運び出せばいいのと仁王立ちする様に圧倒される。さすが姉ちゃんだ。必要な家財道具はそのままに、なくても大丈夫な物から少しずつ運び出す。