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唐草模様

あんなガチ風呂敷始めてみた


どうもこんばんは、エコです。

今日はお話を書くぞーと気合を入れていたのですが。
結構がっつりとお出掛けをしていたので1本のみ。
それも今日公開した春山さんらの方のお話。明日4本書けるといいなあ。

コインランドリーというところに初めて入りました。
なかなかひとつ書けそうな、そんな環境でございました。
そこに毛布を持って来た女性がいたのですが、その包みが唐草模様の風呂敷で。
いかにもな感じの丸いお荷物。ベッタベタでネタにしたく思いました。

よーし、体を休める仕事をするやよー

【SSS】鱗

 建物の前は、黒山の人だかり。胴上げされている人がいたり、写真を撮ってる人がいたり。星ヶ丘大学の卒業式が行われたこの現場で、俺たちには待っている人がいる。これは公的なイベントなのか、はたまた自主的な行動なのか。
 少し遠くに目をやれば、見覚えのある連中が輪を作っていた。放送部だ。出て来た4年生を1人ずつ全体で見送りつつ、やっぱり班員が中心になる。それを横目でかわしつつ、俺たちは俺たちの待ち人を見逃さないようにしなければならない。放送部の輪は、俺たちに関係あるようで関係ない。

「朝霞クン、眉間が大変なコトになってるヨ。う〜ん、なかなかこの人混みの中から雄平さんをピンポイントで探すのは難しいネ」
「そもそもこっしーって卒業式来てんの?」
「来てるはずだ」
「はい朝霞サンレッドブル。そこで宣伝カーの姉ちゃんからもらったんだけど、朝霞サンのが需要あるっしょ」


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【SSS】光と闇の饗宴

「ジャッカジャッカジャジャジャジャーン、ジャッカジャッカジャジャジャジャーン」
「ベッベベッベベベベベーン」
「ジャーン!」

 わー、と湧く歓声と拍手。星港市内某所バーでの一幕。星港大学の卒業式が終わって、これで一応大学生活もおしまい。前は金髪だったイッセーも今じゃ髪は真っ黒。芹ちゃんは相変わらずの様子。
 卒業式が終われば、各々のサークルや何かのお呼ばれがあって、それも終わればいつものメンバーで集まって。今日は俺も自前のカホンを持ってきている。そーゆーのがオッケーのお店って嬉しいよね。
 今も例によってイッセーがギターを、芹ちゃんがベースを掻き鳴らしている。ゼミでは割とよくやっていたセッションで、教室にはさすがにドラムセットを持ち込めなかった俺はボディーパーカッションで。


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