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久々のあたたかいニュース

埼玉県の西川口に、58年間営業していた魚屋さんがあるのだそう。
新鮮なお魚を扱っていて、お刺身屋さんとしても親しまれていたようなのだけど、今月16日で閉店することになり、多くの人から閉店を惜しむ声が聞こえていたのだとか。
で、先週16日、ついにお店は閉店。店の入口のシャッターには「閉店のお知らせ」というタイトルで、2月16日に閉店すること。これまでのご愛顧に対して感謝を述べるメッセージが綴られていたんだとか。
まあその貼り紙自体はどこででも見かけるような普通の内容で、特にめずらしいものではないのだけど、その貼り紙が貼り出された2日後に、なんと同じ貼り紙という形で返信がかえってきたのだとかΣ(゜Д゜)
しかもすごい達筆で、「知って居ますよ刺身の味を 百名以上並んで買った思い出も」などと書いてあって、最後に「長い間の感謝に心をこめて ありがとうございました」と結ばれているのだそう。
ちなみに書いたのは「清水の次郎長」らしい(笑)
閉店の貼り紙はこれまでもたくさん見てきたけれど、意趣返しというか、こういう形でお返事がかえってきているのは初めて見たなあ。
もちろん、店主もまさか返事がかえってくるとは思ってもみなかっただろうから、さぞびっくりしたと思う。
実名が載っていないから誰が書いたかわからないけど、内容から察するに常連さんのようだし、その人から「ありがとう」なんて言われたらうれしいだろうなあ。
というか、こういう返事がかえってきているのを見ると、店主夫妻は人柄もよかったんだろうなと想像できる。
最近は嫌なニュースばっかり見るけど、たまにこういう心が温まるようなエピソードを見ると、幸せな気持ちになるなあ。
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