【マイケル・スコヒィールド】
人並み以上の記憶力の持ち主。有名大学も出た天才。兄を救うために、仕事柄入手出来た刑務所内の構造を全て全身に刺青として残す。
一見、絵柄のようだが、よく見ると刑務所の構造。アルブッチに足を切断されても目的のためなら口を割らない、自身を犠牲する事はいとわない程の意思の強さ。
昔、精神科医に通った経緯もある。人より感じ易い体質で正義感に溢れる。だから兄を助ける事にこだわるのかは不明。
人より感じ易いとは、普通に物を見れない事。一度に得る情報が多い。
例えば、普通に電気スタンドを見ても、それを物とは処理せずに、構造まで考えるような状態。
……なんだか、わかります。その感じ。(笑;)
物語の展開がミステリアスで次第に引き込まれます。
【ティーバック】
アブルッチと対をなす程、ある意味重鎮。
男性ホモセクシャル。女性にも暴行殺人で刑務所入り。最初は同じ独房の恋人(男性)をマイケルに殺された事で、殺人を企てる。
だが、アブルッチが間に入った事で手出しが出来なくなる。やがて脱獄計画を知り、無理矢理仲間になる。
その後も仲間から紹介された恋人代わりを迎えるが、扱いが暴力的で主従関係。
たまり兼ねて、その恋人だった男性は自殺した。その後も新たな獲物を見付けるが、マイケルに釘をさされおとなしくなる。
美青年好き。マイケルも最初は性の相手として目を付けられた。
物語で一番の見所はやはり、刑務所という隔離された場所での出来事。
脱獄するには仲間が必要で、一人また一人と増えていきます。
ただ、皆は何かしらの犯罪者。当然、一筋縄ではいきません。脱獄するためには、同じく脱獄を望む者でなければなりません。
いつ裏切られるかわかりませんから。そんな仲間達の中で気になる人物紹介。
【ジョン・アブルッチ】
マフィアのボスで、刑務所でもはばをきかせる重鎮。マイケルは脱出後の飛行機の手配などで、必ず仲間にしておきたい人物。
ですが、初対面から険悪で、マフィアの追っている某人物を知る事で目をつけられる。
最初は武力で吐かせようと、植木挟みでマイケルの足指を何本か切断しました;。
それでも口を割らないマイケルに脱出後に話す事を条件で、脱獄の仲間入り。
今では、面倒身の良いよき協力者。ただ、マフィアのボスが入れ替わり、立場が危うくなっている。
部下に刑務所内であるボスの座も奪われた。
最近のお勧め海外ドラマは、「プリズン・ブレイク」です。
アメリカでは、2005年に放送。初めて観ましたが、内容が面白いです。
【物語】
主人公は建築家の青年、マイケル・スコヒィールド。
両親を幼い頃に亡くし、唯一の肉親である兄と引き取り先が別々の生き別れになり、育ちました。
そんなある日、兄であるリンカーン・バローズが副大統領の兄弟を銃殺した容疑で逮捕、刑務所で死刑を待つ事を知りました。
ところが、その事件事態には疑惑が数々浮かび、証拠も捏造された可能性が。リンカーン自身は無罪を言い続けている。
マイケルは独自に調べ、兄の無罪を確信すると、一人で脱獄計画を立てて、兄を救うために犯罪を侵し、同じ刑務所に収容されました。
無事に兄と一緒に脱獄出来るのか? 兄を殺そうと死期を早めようともくろむ黒幕は誰なのか?
兄に残された期日は、あと30日。
というような内容です。