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まず、始まり方がテープの再生になり、そこに映っている人が意味深な言葉を残し、そしてテープが途切れ終ります。

「このテープを見ている人なら知っているだろう。少なくとも、俺達よりは。この街に一体何が起きて、あの生物が何なのかも」

　というような内容。で、実際観るのは何故、メンバーが死んだのかです。

　はい。結局、皆死にます；。このテープ紹介後の前置き話は、正直つまらない上に長くて、無くても良かったような……。（殴；）

　見所はやはり、街が攻撃を受けた辺りからでしょうか。日常から非日常という展開なのはわかりますがね；。

　で、視点がビデオカメラも含まれています。メンバーの一人が出来事をおさめてテレビ局に売ろうという感じで撮影を始め、襲われた時も続けているからある意味リアルで怖いです。

　手ブレとかもありますから。巨大な生物は人の形をしながら爬虫類部分もあり、地球外より実験で生まれた印象がありました。

　巨体を揺らせ、辺りを破壊しながら這いかいしていて、体内から別の異生物も飛び出して人を襲います。

　逃げ道と恋人探索ルートとして地下鉄、地上、ビルと行き来します。

　異生物については、あまり怖くないなと思っていたのですが、後半でビデオを回していたメンバーの男性が襲われる時、巨大な顔が近付くあれは怖い；。視点もビデオ越しだからなんかね。

　結局、この物語で何があったのかは解明されません。（オイ；）

　最後、トンネルに逃げ込んだメンバーの恋人が自らにビデオを向けて、最初のメッセージを残します。

　そして、泣き叫ぶ声と崩れ落ちる瓦礫でビデオが終ります。なんともシュール；。

　ビデオを残すメッセージ自体は珍しいとかありませんが、ここまで意味不明で終わる映画もそうないなぁという事で、面白い作品でした。(^-^)

　っていうか結局アレは何だったのか気になります。

名前からしてピンポイントなパニック映画、「クローバーフィールド」の紹介☆


●物語


仲の良い友達やカップルがアメリカのニューヨークに集まり、夜中まで楽しく騒いでいた。

　そろそろ帰ろうと騒いでいた店を出た街には、他の人々の姿も見えた。

　不意に、凄まじい光が空に轟き、国の象徴でもある自由の女神像の首が砕け、地面に転がり落ちた。

　凄まじい衝撃と土埃の中を、混乱した人々が逃げ惑う。

　一気に酔いの醒めたメンバーも付近の店へと避難した。

　地震のような揺れが暫く続き、止んだ事を確かめると再び外へ出た。

　相変わらず逃げ惑う人々と、中には怪我をした者まで。

　何が起こっているのか。とにかく逃げるメンバー。ただ一つわかる事は、何者かにこの街が攻撃されたという事。

　隣の市へ向かう人々の列に混じり橋を渡ろうとするメンバー。

　だが、再び強い衝撃を受けて砕けてしまった。逃れる手だてを考えながら、街に引き返す人々。

　街には混乱に生じて暴徒と化した者も見られた。そんな中、メンバーの一人の男性が恋人が街の中心地に住んでいて、助けに行こうとする。

　街の中心地は最初に攻撃を受けた辺りになる。危ないと引き留めるメンバーをよそに、進む男性。

　街の中心地から離れる人々と、逆に向かう軍の姿が見られた。

　やがて、見上げたビルの狭間に巨大な何かがうごめいているのがわかった。

　あの生物は？



　と、いうような内容です。