タイトルからしてピンボイントですが、私が観ようと思ったのは、エヴァンが両親を見付けるまでの過程が気になったからです。
ニューヨークで同じく孤児の少年が街で演奏パフォーマンスをしているのに感動して、自らも演奏してみたい気持でアジトまでついて行きます。
そこでは沢山の子供が居て、束ねるボスの大人が存在し、ボスは子供達に働かせてはお金を徴収していました。
アジトで心赴くまま演奏していたエヴァンの音楽を聴いたボスは、金儲けを企みます。
エヴァンは希にみる神童、音楽の天才児でした。それは、両親の血筋からもあります。
母親のライラはクラッシック。父親のルイスはバンドのボーカルで、エヴァンを生む前は共に注目されていた才能溢れる音楽家でした。
でも、育ちの違いや、チャンスに恵まれた時期を心配したライラの父親は、二人の仲を引き裂いたのでした。
別れた後にエヴァンを身篭っている事に気付いたライラと、父親になった事実を知らないルイス。
その後、二人は音楽の世界から離れた暮らしをしていました。
ネタバレですがギターやピアノ、作曲まで初めてにも関わらず器用にこなすエヴァンの才能は、ボスだけではなく、由緒ある音楽学校の先生達の目にも止まります。
エヴァンは学校が開催するある大きなコンサートで代表として選ばれ、自らの音楽を発表する機会に恵まれます。
もしかしたら両親も来るかもしれないと、自ら作曲した音楽を指揮する事に。
オーケストラを指揮するまでになる話も夢がありますが、音楽がどれも素敵で驚きました。
最後のコンサート曲は感じたままの音が沢山で、良かったです。途中で入るボーカルも綺麗で、美しい世界観ですね。
エヴァン役をしている少年は美少年でツボですが、どこかで観た顔だなぁと思いましたら、以前に紹介しました「スパイダーウィックの謎」の主人公でした。
ヽ(^-^)
映画、「奇跡のシンフォニー」観ました☆
◎物語の内容
マンハッタンにある孤児院で暮らす少年エヴァン・テイラーは、いつか両親が迎えに来てくれる事を願いながら毎日を過ごしていた。
誰よりも純粋で人を疑う事を知らないエヴァンの心の支えは、音楽。
赤子の時に孤児院に来たエヴァンは両親の顔や今、何処にいるのかさえ知らない。
それでも、いつか音楽の繋がりが出会いに結びつくのではないかと考えている。
ある日、孤児院の子供達の養子として迎えてくれる両親を勧める役人が訪ねて来る。
いつまでも孤児院で両親を待ち続けたいエヴァンは断ったが、子供の意見は受け入れて貰えそうになく、自ら両親を探す決意を決めて孤児院を飛び出してしまう。
行き着いた先はニューヨークの大都会。見る物全てが初めてで、エヴァンの好きな色々な音も聴こえていた。
果たして両親とは出会えるのか?
みたいな内容です。
(^-^)