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永遠のこどもたち゛(ネタバレ)




スペイン産のためか、あまり話題になっていないようですが;、色々な賞を受賞されています。

 一言で表現するなら、童話の「ピーターパン」があるじゃないですか? あれのグリム童話版みたいな感じです。(爆)

 ピーターパンは歳をとらない永遠の子供。グリム童話はとてもミステリアスである意味、残酷な描写もある話です。

 永遠に子供でいられる事はなく、もし叶うなら実際にはあれしかありません;。

 この辺りから物語はわかりますが、何が凄いと言えば、ホラー(恐怖)・ファンタジー(幻想)・感動がどれも特化して揃った作品だからです。

 映像も綺麗で、人間心理の使い方も上手です。物語の内容は目新しいというわけではありませんが、斬新な印象を受けました。

 ネタバレですが、幽霊が関わる話で霊媒師の部分も通常テレビ番組で見るのは怖くありませんが、こちらのは見ててドキドキしました。

 ツッコミ部分もありますが、母親が海岸を走るだけで骨折とか。霊媒師が十秒以内に本当に元の位置に戻れるのかとか……;。

 物語は、見えない友人から現在の両親と血の繋がりはない事実を教えられた息子が、反抗的な態度を取り始めます。

 孤児院の設立パーティを迎えたある日、息子は催しより友人の部屋に行こうと母親を誘います。

 そんな息子にパーティの方が大事な事を伝えると、それ以来、息子の姿が消えてしまいました。

 行方不明として捜索届けを出し、日々を探す中、母親は息子の語る友人の話は本当ではないかと思い始めます。

 息子と友人の遊びに自分の一番大切な物を隠される「宝探し」があり、上手く見付けると願い事が何でも一つ叶うという。

 半年経っても戻らない息子を取り戻すため、残された手掛りを見直し始める母親。

 結末は衝撃的なのに、美しくも感じる作品でした。綺麗な終り方ですね。息子を見付けた場面〜ラストまで感動して泣きました。
(T_T)

 母親の望みは息子に会いたい事ですからね。そうなりますよね……。窓から見える灯台も素敵でした。



永遠のこどもたち゛




久々に隠れた名作を発見しました☆

 映画、「永遠のこどもたち゛」の紹介。何故か「ち」に濁点のある、タイトルからしてピンポイントです。


●物語の内容

海の見渡せる空き屋敷に引っ越してきたある家族。

 夫婦に子供が一人、幼い少年がいたが、血の繋がりはなく、いつか打ち明けなければと事実を隠した生活をしていた。

 海辺の空き屋敷はその昔、孤児院として使われており、母親は幼い頃暮らしていた。

 そんな経緯もあり、自らも身寄りのない子供を引き取るための施設として、ここにやってきた。

 理解ある夫と、物心のつきはじめた息子。引き取る人数は五、六人と少数からを考え、部屋に必要な物を備え付けていく。

 息子には持病と妙な癖があった。夫妻以外に誰かがいるなど、いないはずの友人を妄想する癖が。

 持病は薬さえ毎日飲めば、問題はなかった。そんなある日、息子と一緒に母親の思い出の場所、海辺の灯台のある洞窟へやってきた。

 好奇心旺盛な息子一人、洞窟へ入り、母親は入り口で待っていた。

 それ程、距離もないため一人で行かせたが、中々戻らない息子を探しに行く。

 少し進んだ岩陰で、息子が誰かと会話している所を見付ける。

「友達と話していたんだ」

 と、別れの挨拶を交した息子が外に行くのを確認し、母親は岩陰を覗き込む。

 だが、そこには誰もいなかった。帰り道、息子は道筋に海岸で拾った貝殻を落としていく。

 間隔を置いてはまた落とす息子に理由を聞くと、友達が自宅に遊びに来るから迷わないようにする目印だと、返事が返ってきた。

 本当に息子はただの妄想なのか……、それとも?


 みたいな内容です。
(^-^)



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