恋愛映画はあまり見ないのですが、これは話題にもなった作品で手にしました。
ヒロイン役があのニコール・キッドマンで、私も女ですが惚れてしまいそうなというか、一度はそんな風にしたいなと思いました。
最初のムーラン・ルージュでどう登場するかと言えば空を飛び、男達の掌が道(地)となり、その上を優雅に歩き支えて貰っています。
ハーレム状態というか、妖美で良かったです。(笑)あと、見所はなんと言っても、ミュージカル映画な部分です。
何かと歌が入るのですが、あれは本当に主人公やヒロイン、登場人物が歌っているのかな? だとしたら、凄いです。
皆、上手で素敵な歌です。特に主人公の男性ボイスが優しくて良かったです。
お気に入りは最後辺りのヒンドゥと、二人が堂々と舞台で愛の歌を歌う曲です。もし、CDがあるなら欲しいです。
サントラは見掛けますが、歌はありませんよね? 映画の中だけで聴ける歌なのでしょうか……。
物語は更に高みに行こうとするムーラン・ルージュのオーナーが、花形に恋している伯爵の権力を得ようとします。
そんな時に出会った主人公と花形のヒロイン。ヒロインは前々からお金で自分の一生を面倒見ると言う伯爵と、そうなる事を決心した時でした。
そんな時、どちらかと言えば貧乏な主人公の容姿は美男子な作家に、色々惹かれていきます。
しかし、既にムーラン・ルージュは規模拡大に莫大借金を抱えており、昔からお世話になっているオーナーを裏切る事も出来ず、密かに付き合う事にしたのでした。
その行為が若さゆえ隠し切れず、伯爵にバレてしまうという感じです。
二人を引き裂こうともするのですが、大人な魅力満載で私は報われない伯爵は結構タイプでした。(´∀`*)
最後は頂けない行為でしたがね;。ヒロインは結局、不治の病で死んでしまいます。
だから悲恋。残された主人公は彼女の生涯を本にするため、執筆するのでした。最後は泣きましたよ。面白かったです。(^-^)
華やかで悲恋の物語映画、「ムーラン・ルージュ」の紹介。
●大体の物語の内容
移動サーカスならぬ、移動売春婦を開く大規模で貴族や権力者、金持ちしか集まらない高級娼婦が密かに許されていた時代。
ある街で売れない若い作家が暮らし始めた。主人公である男は、共にアパートで暮らす知り合いの友人の男達から、小説のアイデアとして、話題のムーラン・ルージュ(移動売春婦)で勉強するように勧められる。
男がジャンルにするのは、恋愛小説であったために。ただ、金持ちでない彼等はそれなりに変装して中に潜り込む事となった。
大勢のお客(男達)が集まるムーラン・ルージュはパーティのように豪華絢爛で、主人公は目を奪われる。
そんな時。颯爽と現れ、その場の雰囲気を変えてしまったムーラン・ルージュの人気ナンバーワンの花形女性に目が止まる。
とても美しく華やかで、男達の憧れの的である彼女を小説の登場人物にと、もっと詳しく知りたいとも思い始めた。
なんとか押し掛けるようにして、彼女と一緒になれる機会を得た主人公。
やがてその出会いが、主人公と彼女の運命を変えていく……。
みたいな物語です。
(^-^)