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月いち執筆成果

 オチは明白。でも、あの人はこれでいいんじゃないかなって思います。なんだかんだで好きです。書きやすいしね…。


 今回も遅筆でした。
 四本同時進行で、まさかの突発五本目が終わるとか。理由は言わずもがな、小説じゃねえもの!
(´・ω・)

 一挿話を半日くらいで書けるようになりたいです、猫の日の佐幸みたいに。あれは寝食忘れて書いたっけ……生活捨てればペース上がるのやっぱ?
 不器用というか、いま以上のダメ人間に戻らざるをえない。それは困る…な。

がんばれ☆官兵衛さん!

 小生の名は黒田官兵衛。先見の明があって、頭もいい(何せ軍師だ)、豊臣軍でもちょっとした地位にある無類の男前だ。
 ツキに恵まれないのが欠点といえば欠点だが……人間、足りないもののひとつやふたつなきゃ可愛げってものがない。そうだろう?
 ツキのなさを馬鹿にして、小生を暗の官兵衛なんて呼ぶヤツもいるがね。毛利や三成なんかがそうだ、あとは……刑部とか刑部とか刑部がだ。

 …………。

 くそっ、小生だってな! 好きでこんな星の元に生まれついたわけじゃないんだよ!!
 運がよくなる方法があるなら教えてほしいもんだ!!


 ……まあ、つまりだな。
 いろいろな不運を経て、小生は悟ったのさ。どうにもならないツキのなさは、輝かしい小生の人生のなかでキラリと光る演出だ。これはもう個性ってヤツだ、開き直ってやるってな!!
 あがいてどうにかなるなら、あがいてやるさ勿論。そこはまだ諦めちゃいないんでね。

 そうとも、諦めなかった甲斐あって、小生は少しばかり特殊な力を手に入れた。どうやって手に入れたのか、具体的な手段は聞かないでくれよ。頭のいい小生にも、そこのところはよくわからん。

「というわけでだ! そろそろお前さんにいびり倒れる日々からも解放のされ時だ!」
「やれ、暗よ。頭が沸いたか、ついに中身は零れ出ったか」
「なんとでも言え! これからの小生はひと味もふた味も違うんだよ!! 刑部、お前さんの理不尽からも逃げ切ってやる!」
「…………さようか。では、試しやれ」
「おおおぉ?!」

 いきなり数珠の正攻法とは、お前さんらしくないな刑部?!
 落ち着け小生、ここであれを使えば…!

「小生の幸運の女神、時よ留まってくれ! お前さんは何より美しい!!」

 あ? 何を言ってるのかって?
 気が変になったわけじゃないぞ、呪文ってヤツだ。刑部のような物騒なまじないはやらんがね、小生のこいつはこの言葉でしか使えないんだよ!

「どうだ!? これで刑部のヤツは…!!」

 さすが、小生……いや、幸運の女神。こっ恥ずかしい文言言わせるだけのことはある、刑部も数珠も見事に静止だ。見たか、これが小生の奥の手だ!
 時間を止める秘術なんぞ使った日には、さすがの刑部も手も足も出ないだろう!?

 今のうちに小生は全力で退散するかね。何せこの秘術、たったの三秒しか保たないんでね!!

「暗め……ついぞ現と夢の境もつかなくなったか」
「官兵衛、貴様ァ!!」

 おっと、動き出したか…「って、三成を使うとは卑怯だぞ刑部ーッ!!」

「知らぬな。」
「黙れ、官兵衛!」
「っ…ぐぁッ?!」
「三成は、われが止めるいとまもなく逸るのよ」

 やっぱ逃げきれなかったか……ッ駿足の三成相手に三秒なんてあってないようなもんだぞ畜生!!
 いや、それよりもこの、今にも首を(絞め)落とされかねん状況…っなんとか、ならんかね…苦しいんだが…っ?!

「三成、いくら暗とて死なせてはならぬ」
「何故だ、刑部。ここまで馬鹿を極めた官兵衛など、秀吉様には不要だ!!」
「何、身ひとつあらば遣いようもあろ。そも太閤の許しなく殺し、後悔するのはぬしよ三成」
「……官兵衛……貴様永劫頭を垂れていろ! 今ある生を秀吉様の恩情と刻み、献身すると誓え!! 秀吉様の御世に暗躍し、刑部を侮蔑することはこの私が許さない…!!」

「ぐっ?! ……く…」
「さもありなん。ぬしの運とは、その程度よな」

 くそっ…いつだ、いつから三成はいたんだ!?
 なんでいつも刑部にばかり状況は味方するんだよ!!?

「ッなぜじゃーーーッ!! なぜいつもこうなるんだー?!」




「……付き合いきれるか。刑部、あとは貴様がなんとかしろ」
「あいわかった、三成。任しやれ」



(こうして、黒田さんの受難は続くのでした)
・・・終わったんだよ。


 という夢を見た、二度目の映画鑑賞後の夜。

記憶し、其を習慣とす。

 いかん眠い……眠くて胃痛に禿げそう。仮眠中ひたすら刑部求めてガチャ回す夢見た。一回\100ハズレあり。いろんな刑部さんかっこよかったです。紙だったけど。


 週連続で劇場版通ったせいか、今週も脳が求めている…。というか、予定ないのになんか勝手に脳細胞だけ銀幕三成に会いに行っちゃいそうな勢いです。

 いや、あの……ネズミ王国の海だから今回予定は。しっかりしろ自分。
 だいたい、アタマん中だけ行っても見られないからね。チケット買えないじゃない脳ミソだけじゃ。移動できないじゃない、脳ミソだけじゃ。
 心と身体バラバラになりそう。萌と予定と金策と現実と逃避で。でも王国は楽しんでくる。
 こっそり妄想で自分の脳を誤魔化しながら。




 ところで昨夜の仁なにあのいいひとたちばっかの話と音楽。やべぇ泣くだろ。泣かせるなよ。そしてダイジェストもみた。勝先生かっこいい。
 芯のあるひとが好きです。屈強そうには見えない、でも中身は鋼より強い。そんなひと。

我に返るんじゃない!

というか、返りたくてもしばらく返れそうにないです。

 ここのところ三成かわいい・好きだ・とよとみー!としか書いてない気がする。
 いつもウザい長文ばっかで、お付き合いくださる方々本当にありがとうございます。すみません。
 書くことは私の消化なので、どうかご容赦願いたい。というわけで、今回もウザい長文で参る。
 あ。よくよく見たらうっかりネタばれかもしれません。



 恐惶いいよ恐惶。とっても好きになりました(´ω`*)
 「大丈夫ーッ?!」って素で言っちゃうから実際はまったく使わないけど。すごく心配になるんだよね……あれ見てると。てか、顔上げず突っ走るさまは半兵衛さまのようですよね!
 はっ、まさか直伝…?! いかん、そんなの可愛いすぎるだろ三成。闇の発露すてき。せつないけど。


 映画での三成は、ゲーム原作の一歩さきを進んで、より…ひとらしさと魅力を引き出された感じですね。家康もまた矛盾のない、裏表ない清廉でまっすぐな悼みを抱いた志のひとになっている。
 二人はこれまでの経緯が違う、見てきたものが違った。大将として上に立っていた者と、二心なく主人に忠節尽くしていた者の違い。第三者によって秀吉が倒されたことで、憎悪でなく怨恨でもなく、純然たる志向の相違が明確になる。
 "なにを一番に考えるべきなのか"
 経験と立場から、出した答えが違っただけだよね。三成と家康(否、一方的だが)の決別は、戦国でなくても共感できる真っ当な離れかたでした。だからこそ、あの状況には救いがある。

 とか考えだしたら、ゲームの権現さまが異様に恐く思えてきた。(ここんとこちっともPS参さわれてないよ…)
 今回の劇場版あって本当によかった。本当に好きですいろいろな人間関係が。ますます愛しくなりました、関ヶ原組と刑部が。そして、そんな面々を擁してた豊臣軍が。
 DVD出たら即買いだ。当分冷めないでいられそうです。
.:*:(*´ー`*人):*:.



 慶ちゃんかっこよかったよ慶ちゃん。家康くんは金吾君をシカトしないであげてね! 泣いちゃうよ彼!!

ポーチの中でね、彼痛そうなことになってたんだ。

(思いつくまま書いてたら、なんか三半になってきた)
(むしろ、三成がひとの話を聞かない支離滅裂で残念な子になっている)
(でも彼らへの愛だけは無限にあるんだよ!)




半「三成くん!!?」
三「お呼びですか、半兵衛様」
半「呼ぶもなにも……君、その体勢どうしたんだい」
三「? どう、と言われましても……」
半「(まさかの無自覚?)……妙な体勢で、違和感くらい感じるだろう?」
三「秀吉様、半兵衛様の御身に問題なければかまいません。此所は家康のせいで狭小ですね」
半「君、論点がおかしいね」


三「半兵衛様は相変わらず愛らしいお姿です」
半「それが首や四肢を痛めながら言うことなのかい」
三「撫でさせていただきたいのですが、どうか許可を私に」
半「…………。許可したところで、その体勢でどうするのかな。手は届かないだろう?」
三「では半兵衛様、まず邪魔な家康を斬滅する許可を私にッ!!」
半「すぐに斬滅に走るのは感心しないよ、三成君」


家「ハハ、ワシが邪魔とははっきり言うな三成!」
三「煩い去ね消えろ失せろ。愛らしくも威厳ある秀吉様を貴様の足で挟むな!」
家「仕方ないだろう、四人で入るとなるとこれがベストなんだからな」


秀「半兵衛……小さき我らにも、ここは狭いな」
半「そうだね。しかも、ここは蒸し風呂のようだ。この暑さで、三成君のアタマが沸かないか心配だよ」
秀「心配いらぬ。あれは貴様が育てた才ではないか」
半「秀吉……。そうだね、僕らの後継を信じよう(ちょっと心配だけど)」
秀「うむ。(心配ではあるが)」


三「イィィエェヤァスゥゥゥ!!」
家「ハハハ! これもすべて絆だ、三成!!」


半「……そう、吉継君も……いるからね……」
秀「うむ……」



 素晴らしきかな
  とよとみ!
 \(≧∇≦)/

(結局こうなるよ!!)
(てか刑部ーッ!!)




 三成が半兵衛殿を足元に置くのはいいのか?というツッコミのやり取りをまるっとカットさせていただいた。すまぬ権現殿。
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