彼氏のミカは最初、心霊現象なり録画出来たら良いみたいな軽いノリだったんですね。
だからなのか日が経ってもまだ自分がなんとか出来るとか、自分の家という安心感があったのか、男だからなのか、強気で大丈夫だとずっと思っています。
でも、録画された内容は明らかに敵意もあり、異常で危険な警告すら感じられます。
それなのに最後のニ十日過ぎまで徹夜して起きているとか、寝室の扉を閉じるとか、夜は家中の電気をつけるとか、色々な悪魔祓いを探してとりあえず相談してみるとか、気休めに教会へ行くとか、誰か他の友人知人に泊まって貰うとかは一切なく、あくまでも自分が解決しようと躍起になってます。
唯一、どんな彼女の姿を見ても一緒に寝て面倒をみて、見捨てる事をしなかったのは素晴らしいですけどね。
私だったら一緒に寝たいとか思えないです怖過ぎて;。実話を元にしているとありましたが、本当ですか?;
何が怖いって、やっぱり寝ている姿を録画して確認するのがです。
起きている時は自分を認識し意識していられるけど、寝ている姿は無防備で何をしているのかわからないじゃないですか。
だからリアルに凄いなぁと感じました;。私はいつからか夜は電気を消して眠れなくなってしまったので、余計に感じる部分がありました。
暗闇が怖いってわけじゃないんですよ。寧ろ夜は好きだし、出歩くのも平気です。
幼い頃はちゃんと暗くして寝てましたし。でも今は寝る時だけ完全に真っ暗闇は無理ですね;。(^_^;)
TSUTAYAがDVDレンタル100円を始めたと知り、気になる作品をまた借りてきました。今回は最近の話題作が結構豊富に取り扱われていました。
まずは「パラノーマル・アクティビティ」の紹介。噂じゃリメイクされるのも躊躇われた程、原作以上の恐怖映画は出来ないらしいとの事で気になっていました。
物語の内容は……一軒家で同棲生活を送る恋人達が最近、奇怪音や物が勝手に動いている現象に悩み、ミカ(彼氏)の提案でビデオカメラで録画する事を決めました。
その録画は自分達が一緒に寝ている寝室内にまで及び、ケイティ(彼女)は戸惑いながらも原因が気になり承諾する事に。
そして毎日、睡眠中も録画するようになってから日に日に怪奇現象は酷くなっていきます。
一度は霊の存在を疑い霊能力者を招いたりしたのですが、その人は霊ではなく悪魔の仕業と言い、専門分野ではなく悪魔祓いに頼むように勧めます。
その時にケイティは過去、幼い頃から家を原因不明の家事で失った事を話したり、既にそれらしい存在を感じていた事を明かし、どうも自分が原因ではないかと疑います。
そして寝不足から苛つき二人の関係は次第に亀裂が入るようになり、怪奇音や物が動くだけでなくケイティが自覚しない行動をとったり、ベッドから引きずり出されたりと悪化していきます。
ケイティは散々、家を出たいと言っていたのに自傷行為をした日には、車で一緒に逃げようとしていたミカに「家を出たくない」と訴え結局、留まる事に。
でもその夜、ケイティは一人ベッドを抜け出し部屋を出た後、悲鳴を上げます。その声に目覚めたミカは助けるため部屋を飛び出して行きました。
ケイティを探す声は暫くして何かに驚いたような叫び声で終わり、どういうわけか二人の声はしません。
そして誰かが階段を上がる物音がし始め、その間も声はなく寝室から開いた扉を録画し続けていたビデオカメラが最後に撮らえたのは……。
みたいな感じです。凄い怖かったです;。(^_^;)