2018-2-27 02:11
Afroblue
オススメいただいた音楽動画、「Afroblue」。
てっきりアーティスト名だと思っていたら、曲名(ジャンル?はて?)だったアフロブルー。
アフロブルーは「アフリカの青」だとか。
しかし手前には夕暮れしか浮かびませんでした。浮き彫りに成るは手前のぽんこつさ←
手前の頭に浮かんだのは青、では無く滴るように赤い空。
からの揺れて蕩けるオレンジ。
人々や木々の真っ黒い影。
緩やかに黒に染まる海。
ぱちり、と消える直前に大きく爆ぜる薪。
そんな風景でした。
(躍動する今日と云う日の生命が夜に呑まれる前の大きな宴。
世界が眠りに就く前の、御祭り騒ぎ)
素敵な出会いを有り難う御座います。
話題:今日の音楽
Robert Glasper Experiment - Afro Blue (Feat. Erykah Badu)
柔らかい、では無くて「角が無い」が、第一印象でした。
音も声もとても角が無い。
柔らかい、じゃないんです。
力強いのに、凄く自由で流動的。
液体のように自由に形を変えて、しかしそのどこを切り取っても完成されているのが凄い。
とてもお洒落で心地好いのですが、底無しの深みと云いますか哀愁が漂うのは
綺麗にまとまった全体の中で一際自由に主張する鍵盤の音が、哀愁を帯びたラインを走っているからでしょうか?
この方のピアノ、本当に音が綺麗ですね。
まんまるでコロコロと自由で。
ノラ・ジョーンスさんともコラボされていたので拝聴してみたのですが、そちらも素敵でした〜。
ノラさんの声が記憶の中のそれとは違って一寸吃驚しましたが(笑)。
そして矢張り鍵盤の音が(略)。
John Coltrane Quartet at Birdland - Afro Blue
嗚呼〜久し振りにジャズを聴きました〜。
ジャズはいい〜。
好き〜。
昔「ジャズをちゃんと聴いてみよう!」と思い立った時期があるのですが、何を間違えたのかかド定番スウィングジャズにハンドルを切ってしまったんですよね(笑)。
「あれ?これはこれでいいけどこれじゃないぞ?おかしいな?」と本人が戸惑うと云う……(笑)。
そうそう、こう云うジャズが聴きたかったんですよ当時の手前は!
2:40辺りからの怒濤の音のせめぎ合い、格好いい!
更にサックスが入った辺りは最高!
ロックでも「息が詰まるようなリズム隊の低音が続く中、それをぎゅいーっと切り裂くエレキギターの音」にイチコロなので、恐らく同じ理由でもう最高(笑)。
素敵ー。
「ハーモニーじゃなくてぱっしょん!」な感じの音が溢れているのに、グルーヴ感が最高なの素敵ー。
調和(ハーモニー)じゃなくて「上昇氣流!!」て感じですね!!(ん?)
*
しかしどちらも浮かぶ情景は冒頭の通りでした。
ブルーを感じられなかった手前の感性はぶっ壊れているのでしょうから感想がわけわからなくてもゆるしてほしいとおもいました←
(それでも音楽が好きなのもゆるしてほしい)
この音楽の後には、がっつりと「夜」に変貌した世界を感じられる……
そんな音楽が聴きたいです。
「今日」と云う日の生命が沈み、そこからがらりと夜になってほしい。
そのくらい、情熱的でしかし沈み行く太陽のような赤が浮かんだので。
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飛魚さま
他人とのやり取りを介して得られるものって、沢山あって楽しいですよね(笑)。
「あー!それがあったかー!」とか「いやいや何でだよ(笑)。ちょっと待って考える(笑)」とか「オマエのシナプス如何なってんだよ(笑)」等々……。
真剣に向き合った方となら、わりかしどんな話題も楽しめますよね(・∀・)
ごごぺん(て平和な響き)のあの曲は、確かに速く成るとちょっと違いますね……でも聴いてみたいな。
逆にスローにして、ウッドベェスの重低音をあの綺麗なピアノが裂くのはアリな氣もする……。
あの方のピアノ、クラシックを聴いてみたいなァと思わせる正統派な美しさで好きです。
ではでは、コメント有り難う御座いました!
俺が「黒人らしいしなやかな筋肉」みたいな質感を感じたのは、海辺だったからなのかもしれない。
…って、これはこじつけだけど、イメージ大喜利みたいで楽しい。笑
コルトレーンのジリジリ照り付ける感じは、それこそアフリカの赤土の大地に沈む大きな太陽のような気がします。
ごごぺん()のあそこのところ、吸い込まれるよね!
特に鳩尾のあたりから上が、引きちぎられるように。
あるいは、精神が肉体から引きはがされるように。
ライブもいいバンドなんだけど、あの曲に関しては、早いとちょっとイメージ違ってきちゃうから、あれに(^^)
飛魚さま
じゃあ同罪ですね(笑)(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
ブルー感じられなかった同盟ですね!
そうですそうです。
一曲目は
「海辺、夕焼け、楽しそうな人々の影、或いは楽しそうな人々が逆光で真っ黒く塗り潰された……」
そこから夜になって沈むイメイヂでした。
二曲目は仰る通り真っ赤な太陽です。
肌が痛いようなじりじりした陽射しの落ちる瞬間ですね。
共感いただけて心強いです(笑)。
GOGOPENGUINは格好いいですし、何より音が綺麗ですよね。
薦めていただいた曲は初めて聴きましたが、夜感は解ります。
夜と云うか、小さな真っ黒い穴がある世界のイメイヂもあります。
全体的に冷ややかで硬質なのですが、とても小さい真っ黒な穴があって、何れブラックホール宜しく其処に吸い込まれそうな。
そんな心象でした( ・∇・)
相変わらず頭がPTPに汚染されていますので後手後手には成りますが、オススメがあればいつでもお願い致します(笑)。
情熱的な夕焼けというのは、物凄くピンと来ましたよ(・∀・)♪
特にコルトレーンのは、より太陽が近くてジリジリ焼けるあれでしょう。
GoGo Penguinに関しては、最近知って、正に今、フィーバーしてる最中なんですよ!笑
この曲、孤独感に恐怖して身震いするような夜っぽくないですか?
俺の好む音の心象…気になりますね(^^)
でも、ジャンルは違っても共通した匂いのようなものに惹かれてる自覚はあるから、きっと、それをお掴みになられた事でしょう♪
お聞かせ頂ける機会がある事を、楽しみに待ってます( ´ー`)
飛魚さま
起きています\(^o^)/
最後に日記を書こうとしたら、コメント沢山有り難う御座います!
めためたブルーを感じなくてはいけない曲でしたね(笑)。矢張り手前は変換機能がぽんこつだと再確認致しました!赤って!!
添付も嬉しいです。
しかもごーごーぺんぎん!
ごーごーぺんぎん、格好いいですよね。
昔々、知人に勧められたことを思い出しました。
あの時も格好いいナァて思ったのでした(忘れてた)。
お陰さまで存在を思い出せました〜(*´ω`*)
有り難う御座います!
飛魚さまの勧めてくださる音楽についての心象があった筈なのですが、脳が上手く働かないのでそれに関しては又後程、機会があれば……←
いつも色々と有り難う御座います。
ではでは、素敵な夜と素敵な夢を!
まず、聞いてくれてありがとうです!
アフリカの青…空と海、あるいはモロッコあたりの街の色、晴れた砂漠の夜は青みがかってるようです。
どれがこの曲のテーマかは解りませんが、聴いてもらった感想とかも含めて、けんこーさんのコメント、今回に限らず、いつも一人でうんうん!って頷きながら読ませてもらってます(・∀・)♪
ちなみにロバート・グラスパーの方は、イントロだけで「あっ、これは間違いないやつ」と思いました☆
コルトレーンはね、後期の魂削って吹いてるこの感じは、どの曲にもヤられますよ。
コルトレーン、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズ…「黄金のカルテット」と呼ばれたのは伊達じゃないです。
まさにパッション同士が絡まり合って、編み上げるように上昇してゆく感じに震えます。
そして、これらの後の夜…これしか思い浮かびません。
https://youtu.be/GFoJli7qRdc
GoGo Penguin - Murmuration
まだ起きてましたら、どうかヘッドフォンでお浸り下さいませ♪