オススメいただいた音楽動画、「Afroblue」。


てっきりアーティスト名だと思っていたら、曲名(ジャンル?はて?)だったアフロブルー。


アフロブルーは「アフリカの青」だとか。
しかし手前には夕暮れしか浮かびませんでした。浮き彫りに成るは手前のぽんこつさ←
手前の頭に浮かんだのは青、では無く滴るように赤い空。
からの揺れて蕩けるオレンジ。
人々や木々の真っ黒い影。
緩やかに黒に染まる海。
ぱちり、と消える直前に大きく爆ぜる薪。


そんな風景でした。


(躍動する今日と云う日の生命が夜に呑まれる前の大きな宴。
世界が眠りに就く前の、御祭り騒ぎ)







素敵な出会いを有り難う御座います。









話題:今日の音楽







Robert Glasper Experiment - Afro Blue (Feat. Erykah Badu)
柔らかい、では無くて「角が無い」が、第一印象でした。
音も声もとても角が無い。
柔らかい、じゃないんです。
力強いのに、凄く自由で流動的。
液体のように自由に形を変えて、しかしそのどこを切り取っても完成されているのが凄い。
とてもお洒落で心地好いのですが、底無しの深みと云いますか哀愁が漂うのは
綺麗にまとまった全体の中で一際自由に主張する鍵盤の音が、哀愁を帯びたラインを走っているからでしょうか?
この方のピアノ、本当に音が綺麗ですね。
まんまるでコロコロと自由で。
ノラ・ジョーンスさんともコラボされていたので拝聴してみたのですが、そちらも素敵でした〜。
ノラさんの声が記憶の中のそれとは違って一寸吃驚しましたが(笑)。
そして矢張り鍵盤の音が(略)。




John Coltrane Quartet at Birdland - Afro Blue
嗚呼〜久し振りにジャズを聴きました〜。
ジャズはいい〜。
好き〜。
昔「ジャズをちゃんと聴いてみよう!」と思い立った時期があるのですが、何を間違えたのかかド定番スウィングジャズにハンドルを切ってしまったんですよね(笑)。
「あれ?これはこれでいいけどこれじゃないぞ?おかしいな?」と本人が戸惑うと云う……(笑)。
そうそう、こう云うジャズが聴きたかったんですよ当時の手前は!

2:40辺りからの怒濤の音のせめぎ合い、格好いい!
更にサックスが入った辺りは最高!
ロックでも「息が詰まるようなリズム隊の低音が続く中、それをぎゅいーっと切り裂くエレキギターの音」にイチコロなので、恐らく同じ理由でもう最高(笑)。
素敵ー。
「ハーモニーじゃなくてぱっしょん!」な感じの音が溢れているのに、グルーヴ感が最高なの素敵ー。
調和(ハーモニー)じゃなくて「上昇氣流!!」て感じですね!!(ん?)









しかしどちらも浮かぶ情景は冒頭の通りでした。
ブルーを感じられなかった手前の感性はぶっ壊れているのでしょうから感想がわけわからなくてもゆるしてほしいとおもいました←






(それでも音楽が好きなのもゆるしてほしい)