ぽちぽち更新失礼致します、けんこーです。
本日は土竜を鑑賞予定でしたが、急遽「母親同伴でRUSH再び」フラグが立ってしまい見送りです。
―――結果はドタキャンされたのですがね\(^o^)/
何と無く氣力が湧かず、本日の映画館ゆきは諦めました。
マァ三池作品ならそこそこ長く上映するでしょうし、先送りでも問題無いかな、と。
観たかったキックアスも近場で上映して居るようなので、水曜日も土竜では無くキックアスに靡いて居ります(笑)。
三池監督ごめん!
でも仲里依紗ちゃんよりクロエちゃんが好きなの!
クロエちゃんと云うかヒットガールは萌の権化なの!←
そんな訳で(?)感想が前後してしまいましたが、水曜日に鑑賞した「RUSH/ラッシュ プライドと友情」の感想です。
ネタバレ込みですので、そちらや個人の感想がお嫌いな方は閲覧にはご注意くださいませ。
ではでは。
ベタで硬派な洋画が観たく成り、予告も未鑑賞なRUSHをチョイスしてみました。
邦題が何だか酷いですが「男臭くて、破天荒vs理詰めの王道スポ根」みたいな紹介に惹かれたからです。
こちら、実在したレーサーのお話なんですね。
それさえ知りませんでした。
観ながら「無駄にドラマチックな展開を想像したのに、意外と淡々としてるな。これ実話系かな」と氣付くと云う。
1976年のレースをクライマックスに、その時代を輝いた実在する天才レーサー
ジェームス・ハント
ニキ・ラウダ
二人のお話です。
前述通りベッタベタな展開を想像して居たので、そう云った意味ではちょっと違ったのですが……
映画館ていいな!!
と心底思える映画でした。
もうね、音が!音が!!
エンジン音堪りません。そう云えば手前は無機物を愛して居ますからね!
生憎F1には転ばなかったのですが、幼少期から働く車激アツ人間なので、大画面でレーシングカーを観られるのは本当に楽しかったです。
作品全体を通して正に一つのレースのようでした。
レースシーンは勿論ですが、画面切り替えや音楽も相俟って上映中ずっとトップギア!みたいな(笑)。
変に情緒的にドラマを作らず、そのスピードを維持して居るのです。
アドレナリンが出ます(笑)。
プライドと云うよりは、氣の強い子供の意地の張り合いみたいですし、友情と云う程ライトで耳辺りの良い関係でも無い二人のレーサー。
只、対極乍らも似た者同士で、しかし矢張り対極な二人にしか解らない何かが有るのだろうな、と、言動では無くトップギアの映像の中で自然と読み取れます。
個人的には
「男は女を愛しているが、それ以上に車を愛している」
の台詞に妙に共感。
手前が昔の武将だったら奥さんや子供より戦馬を愛して居ただろうな、とも。
だから世の奥さま方、旦那さまの趣味を「くだらない」と一蹴するのは止めてあげてください(笑)。
あとはギアチェンの動きに高まりました。
手前自身マニュアルで免許を取って居りますが、
「マニュアル車を運転する男性ねギアチェン好き★」
と云う感覚はわけわかめちゃんだったのです。
が、これはカッコイイ。
プロのレーサーのギアチェンはカッコイイ。
だって戦闘機の操縦みたいなんだもの!!
音楽も王道で華が有りドラマチックで大変好みでした。
EDに主題歌をぶっ込まず、一本のメイン音楽で流れたのも好感度高し。
「凄く面白かった!」とは違うのですが、こちらを観てから「映画館で映画が観たい!」欲が凄まじいので、そう云う意味ではとてもイイ映画だと思います。
機会が有れば(具体的には母親が観る氣に成れば同伴で)、もう一回観たいです。
勿論、映画館で。
そんな感じで、おしまい!
話題:最近観た映画
(蛇足ですが、男女問わずに「氣が強い」人ッて凄く惹かれます。
「氣が強いけど実は繊細で脆い一面が……」系は激萎えするのですが、実は繊細でも、全く繊細では無くても、氣の強さで如何なる場面も怯まず斬り込める人に惹かれます。
孤高とは違いますし、プライドと云うなら「ちっぽけな」それこそ子供仕味たプライドなのでしょうが、それでめ常に戦える人が好きです。
こちらの映画はそんな意味でも、とてもけんこー的好感度が高いのでした)