今日和、けんこーです。
昨日に引き続き、暑さのピークらしいですね。
夏、怖いです。
そして嫌いです。
手前は昨日のくしゃみ鼻水地獄から体調が一変、発熱して寝込みました。
まさかの夏風邪2回目。
……どんだけ大うつけなの?
閑話休題(ソレハサテオキ)。
少し前に購入した、仕事用のパンプスですが。
このコですね。
このコ、とめこさんに嫁ぐ事に成りました。
1週間近く履いちゃったのですが、それでも
「呉れるなら貰う!」
とのことでしたので。
百均で色々と買い込んで頑張ったのですが、如何やっても無理でした。
でか過ぎる。
爪先以外、丈も幅もどこも引っ掛からなかったです(笑)。
とめこさんはMかLらしいので、譲ります。
履けると好いな。
そんな手前は全く同じモノのSを買い直しました。
すんごく無駄\(^o^)/
(しかし8センチヒールが有っても楽だったのです、ウェッジソール万歳!)
サテ、続きで先日観た映画の感想です。
興味の無い方やネタバレがお嫌いな方、個人の感想がお嫌いな方はバックプリィズで何卒です。
ではでは。
話題:最近観た映画
終戦のエンペラーを鑑賞致しました!
戦争モノは好きでは無いのですが「コレは観ないと!」と突撃です。
戦争(モノ)は嫌いですが、右を向いて居るので仕方無い←
デリケートなテェマですし、思考・思想は中々難しいので悩んだのですが……オブラートに包みつつ、率直な感想を熟々と。
・ハリウッド映画です。
しかし「ハリウッド?」と首を傾げるような映画。
スケェルの小さな映像でした、CG等も含めて。
そして内容も。
日本映画を観ているような感覚に成ります。
先ず日本人が変じゃないのが吃驚です(笑)。
大抵「日本人」と云いつつアジアで一括りですからね!
しかしコチラ、役者さんは日本を代表する面々のオンパレード。
キャラクターも、日本人らしく描かれて居ます。
それがとても新鮮で素晴らしいな、と。
・作りとしては、安定の予告詐欺でした(笑)。
ミステリな重厚さは全く無かったです。
もっとバシバシ「討論!葛藤!駆け引き!」かと。
実際は凄く淡々とした静かな映画でした。
恋愛パートを抜いて繋げ、ナレーションを入れたなら、豪華な「その時歴史は動いた」に成るような、そんな作品。
・そしてその恋愛パートが、賛否両論みたいですね。
個人的には主人公が「日本を理解したい、理解しよう」と思う契機としてはアリだと思います。
只、長い!多い!
恋愛に纏わるうだうだが多過ぎて、これぢゃあ主人公
「公私混同して女の尻を追ってるだけ」
ですよ……。
・と、云う訳で傑作とはほど遠いのですが、「米国が作った戦争映画」としては非常に良質です。
良質と云うか、良心的、と云うか……。
・日本の俳優勢は、とてもとても良かったです!
日本俳優が演技力で劣って居る訳じゃあ無いんだな、としみじみ感じ入ります。
皆さま、甲乙つけ難く本当に素敵でした。
夏八木さん、素敵です。
大好きな火野さんは、もっと見たかったなぁ、とは思いますが。
昭和天皇役の片岡さんも、存在感が素晴らしかったです。
映画、と云うよりも教育テレビに近いかな、と云うのが全体の心象でした。
恋愛パートを少し削って、天皇と云う影をもっと散らせば
「異国人から見た不気味さ」
が際立ってラストシーンが映えたのにな、と云うのが残念なポイントです。
その位、ラストシーンの会談は本当に良かったので。
「何処に向けての映画なんだろう」と感じてしまったのも少し残念。
物凄く氣を遣って撮ってくださって居る分、当たり障りの無いのっぺりとした作品である感は否めません。
只、何べんも云いますが、これをハリウッドが撮ったと云う点が感慨深いです。
日本が撮れば角が立ちそうですし、そもそもタブーに近いので撮れないじゃ無いですか、こう云う作品って。
手前が戦争映画(第二次世界大戦限定)を好きに成れないのはそこなんです。
忘れてはいけない事ですし、傷を抱えた方々が今も沢山いらっしゃるのは(少なくとも頭では)理解して居ります。
只、日本が撮ると兎に角
痛い
苦しい
辛い
悲しい
―――そこにばかりいってしまう。
少しずれても「敗戦国の惨めさ」や「日本はこんな惡行も働いた」。
……そうでは無くて、イチ歴史として俯瞰した作品が(欲を云えば、今回のような表舞台で)有ってもいいんじゃないかなァ、と。
そう感じる位、戦争の悲惨さの薄い作品でした。
「物凄く面白い!」
訳では無いですか、機会が有れば又鑑賞したいです。
俳優さんの名演、特に故夏八木勲さんの素晴らしい演技を観るだけでも価値は有ると思います。
おしまい。
むらきさま
冗長な感想にコメント頂き、有難う御座います!
オブラートに包んだり、右向き思考を矯正したりしつつ書いたら、のっぺりとした感想に成ってしまいました……。
もしかしたら肩透かしを喰うやもしれぬので、老婆心乍らに一言強調するならば、恋愛パートが半分位を占めて居ります。
そして日本人からみたら、目新しいモノは然程無いやもです。
客観的に観たら
「日本人て本当にわけわかめちゃん!」
と思いつつ、同時に日本人としてはしっくり?きてしまう、そんな日本映画でした。
只、俳優陣は本当に素晴らしいと思いました。
ピーター監督なので、「真珠の耳飾りの少女」が御好きなむらきさまは、鑑賞してみるのもいいと思います!
返信長いよけんこー!
こう感じられたのか、と意見も聞けて嬉しいです。
日本とはまた違う視線から考えるので、苦しいだけじゃなく日本はこう言う歴史で今がある、と繋げるような感じなのでしょうか。
日本の戦争映画は悲壮さが強調されていて時々、悲しくなりますもの。
確かに、自分の信念で命を捧げた人達もいるのに…
なんにしても早くみたい!とレヴューをみて一層気持ちが高まりました。
濃厚なレヴューをありがとうございます(´∀`)