ATMにゆく
↓
カードを探して、入れようとする
↓
取り出し口が空いている
あれ?お金?
↓
と、思ったらぴろぴろと受け取れサイレンが発動
↓
思い出す
かつてのとめこ
「その人は惡くないし、只の親切なんだけどさー、前の人が取り忘れたお金を取っちゃうと、面倒なんだよねーナンダヨネー…ネ-…(エコー)」
かつてのけんこー
「初めて知った!無いとは思うがもしそう云う場面に出くわしたら、お金は触らないよーにする!……スル……ル……(エコー)」
触 っ ち ゃ い か ん !
↓
お金を放置し「すみません!」とそれっぽい背中(既に遠い上に確信皆無)に声を張るが無反応
↓
近くでたむろってた小学生2人が寄って來る
「すげーお金だ!」
「お金が沢山ある!」
お ま え ら じ ゃ な い。
↓
小学生がパタパタ消える
後ろで待ってるjkはスマホに夢中(か、夢中のフリ)
仕方無いからコールセンターに連絡
↓
小学生が戻って來る
「誰か戻って來たよー」
↓
青年が苦笑しながら現れ、お金を取ると、眼も合わさず何も云わずに退散
↓
コールセンターには繋がって居なかったので切電
と、云う事がつい先程有りました。
……この中で1番偉かったのは手前で、次はもしかしたら小学生で、1番クソなのは青年だと思いました。
取り敢え不、かつてのとめこさん、有難う(笑)!!
皆さまも取り忘れられたお金を見付けた際には、触らずにコールセンターにご連絡ください。
(何処の回し者だ)
追記は映画感想です。
ネタバレや個人の感想がお嫌いな方は、ご注意ください。
ではでは。
話題:最近観た映画
大分経ってしまいましたが、「まほろ駅前狂想曲」を鑑賞して參りました。
映画館怖い病を患っては居たのですが、前作とドラマは観て居たので勇氣を振り絞ってみました(大仰)。
何の害も有りませんでした!
もうそれが一等嬉しいです。
静かに映画が観られるって、本当に素晴らしいことですね……(涙)(涙)(涙)!!
―――と、それが真っ先な感想なのですが、一応映画についてもちょろっと。
***
ドラマとは異なり、前作(映画)と同じく大森監督です。
又しても大森ファミリーが集結であります。
前作はとても観易かった心象なのですが、今作は若干とっ散らかった心象でした。
ドラマ版の観易さに慣れてしまったからかもですが。
世界観は不自然なくらいに自然です。
町並みも事務所も便利屋も、自然体でそこにある安定のマンネリ化(美点)。
但し一応事件も起こるので
「多田・行天の日常わちゃわちゃ(?)」
と、云うより
「ハルちゃん(行天娘)を介しての、深層風景モノ」
と云った感じでしょうか。
キャラクタも事件も背景も、ぶっ飛んではいるモノの、無理なく溶け込んでいます。
が、脚本が少しだけ雑かなぁ、とも感じました。
雑、と云うか情緒不安定!みたいな(笑)。
パラダイムがしっかりしているので、余計に運びに違和感が有ったな、と。
マァ世界観は「まほろ」そのものですし、メインキャラクタは惜し氣も無くバンバン出て贅沢です。
(新井浩文さんは……ドラマで全く違う役をして居た氣がするのですが……(笑))
前作が「過去・今・多田」軸だったのに対して、今作は「今・これから・行天」が軸です(行天の過去が掘り下げられては居ますが、彼等の立ち位置がもう「過去」では無い氣がするので)
行天の不死身っぷりと小指は正に作品の象徴ですね。
そう云う意味でも、ファンの方は是非。
更に個人的蛇足としては
・多田の腹に驚愕
え、瑛大さん……?
役作り……??
・今回も松田優作パロ有 (ライター全開)
・本上まなみさんと市川実日子さんのカップルって美しいな
・麿さんは矢張り素敵
・久し振りに聴いたくるりの音楽が何だか別物
そんな感じでおしまい!