不健康ランド

今回は「寄生獣」でした。
けんこーさんは小学生頃父親に連れられ往った個人の漫喫的な場所で読んだだけですので、記憶はかなりうっすら。
とめこさんは原作ファンで、且つ予習の為に読み返していざ鑑賞！であります。
番宣をロクにしない割りに予告が流れるのが早く、映画館にゆく度「どの作品よりも面白そう……！」と期待していた今作……。





め ち ゃ く ち ゃ 面 白 か っ た で す ！ ！





予告で上がりまくったハードルを、ひょいっと超えて面白かった！
とめこさんも大興奮で、
「終わった瞬間、拍手したくなった！星、みっつです！」
と、云っていたので、原作ファンの方も楽しめるかと。
エンターテイメントとして、本当に良作でした。
先ず脚本がいい！
エピソードのカットは多々有れども、凄く上手く纏まって居ます。
場面転換が多く時の流れも速いのですが、そこは「田宮良子の妊娠(妊婦姿)」が補完するので掴み易いです。
105分しかないとは思えないくらいにぎゅっ！と詰まり、ミギーとの関係や、主人公の変化も違和感無く感じられました。
緊張感の糸が切れない、秀逸な作りだと思います。
そしてそれを納得させるだけの深みをキャラクタに与える役者陣、素晴らしい！
田宮役の深津絵里さんは、予告以上にはまり役でした。
彼女の無機質な透明感がとても良く似合う。
人間の形をした異形さが、真っ黒な眼と髪に吸い込まれそうで眼が離せません(笑)。
そして個人的に大好きな染谷将太くんも良かったです。
情けない役は安定……からの主人公の変化を短時間で観客に納得させる芸達者ぶりも素晴らしい。
ミギーの声は阿部サダヲさんだったんですね(今更)。
イメイヂとは違ったのですが、動くミギーが存外コミカルでしたので何やらキモカワイイ感じで問題ありませんでした(笑)。
昔感じたミギーの可愛さとは又違った可愛さ(笑)。
「この人間を攻撃するならお前を殺す！」のシーンは本当に高まりました。
ミギー可愛い。
染谷将太も可愛い。
楽しみにしていた東出さんの演技は(役が特殊で)良く判らなかったのですが、あの体格はいいなぁ……。
日本人の俳優に足りない、あの骨格の大きさよ……。
(城田優さんでも可)



監督の作品が如何にも「ハートフル」な感動モノばかりでしたので、実は予告詐欺を覚悟していたのです。
しかし原作の厚みと無機質な世界観が上手い具合に相殺し、絶妙の塩梅。
「良作でした！」の一言に尽きます。もう１回観たい。
個人的にはかなりおすすめな作品ですので、機会がある方は是非とも映画館で！







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深津絵里さんの白肌・真っ黒な眼と髪に吸い込まれそうな作品ですが、染谷くんからも眼が離せない。
基本的にはもっさいのに、表情・角度によって「物凄いレベルのすっぴん美少女」の幻が見えるのは何なのか……。
天使のスタンド使いなの？なんなの？？
成宮くんは「女らしさは皆無なのに、女性的な華のある色氣がある」と感じる為昔から好きなのですが 、染谷くんは「ある一定条件を満たした動画に於いて、物凄い美少女を発動する」と云う謎の理由で好きです。
同志は居ません←


嗚呼可愛い。
何だあの美少女。何処に隠れて居るんだ……！(※オマエのフィルターだよ、と云う意見は聞きません！)
嗚呼可愛い。
橋本愛ちゃんから透明感が消え去って居りましたが、深津絵里さんと染谷将太くん(の中の幻の美少女)で大変々々満足致しました！



後編も楽しみです！
(４月って先過ぎる……！)




おしまい！