「よっしゃもう直ぐハロウィンじゃーん!とりっくおあとりーと!」
―――と、はしゃいで、未だ9月だと氣付きました。
冬が恋し過ぎて、最早季節感が滅茶苦茶なけんこーです、今晩和。
未だ9月だと云いつつ、シヲリの原稿はどれも全く進んで居りませぬ。
アラ厭だワ!
……取り敢えず、ED漫画だけは描き始めよう……未來の自分が可哀想だから……。
最近は日常話と映画話ばかりで何だかすみません。
落書きもちらほらして居るのですが、如何せんヒトサマのお子様を無断借用してばかりですのでアップに繋がりませぬ。
さらりとカミングアウトしましたが、無断借用して居てすみません。
あの方やあの方やあの方やあの方や……(どんだけー)。
すみません、深々。
等と謝罪しつつ、続きは映画感想であります。
ネタバレや個人の感想がお嫌いな方は、閲覧注意で何卒。
ではでは。
話題:映画感想
「ユメ十夜」と併せて借りた「ツィゴイネルワイゼン」をようやっと鑑賞致しました。
観るのが勿体無くて長引いてしまいました。
こちらは鈴木清順監督の1970年代の作品です。
「陽炎座」「夢二」へと続く、浪漫3部作の一作目です。
相変わらずの清順節で、全く意味の解らない映画です。
話がそれますが、「意味の解らないモノ」を「芸術」で片付ける風潮って薄ら寒いですよね!(突然如何した)
何はともあれ、訳の解らない映画であります。
「お化け屋敷」と例えた方のレビューを拝読し、成る程な、と思いました。
そして個人的にはお化け屋敷よりもマジックハウス?が近いな、とも。
ストーリィは有るんだか無いんだか、です。
清順監督曰く「脚本は満点」らしいのですが、続く「映画は脚本くづしから始まる」のお言葉通り、脱臼した作りです。
・同時に借りた「ユメ十夜」の第一夜の始まりは、サラサーテ自演のツィゴイネルワイゼンでした
勿論こちらもサラサーテ自演のツィゴイネルワイゼンから始まります
こう云う偶然の一致って、導かれて居る氣が致します
・若かりし原田さんは、インテリジェントには見えないモノの、粗野な色氣が有ってイイですね
しかし親友・青地役の藤田さんがとても素敵でした
何度かくりぃむ有田さんに見えましたが(多分顎の所為)、あの喋り方と丸まった背中は非常に印象深いモノと成りました
・芸術作品かはサテオキ、矢張り画面が美しい
美しい、を背景にしたカラクリみたいな映画です
景色も美しい
女性も美しい
和装も洋装も美しい
・男と女、生と死、和と洋、此岸と彼岸、そう云ったモノで出來て居る映画です
基本は男と男と女、ですが、それが崩れた時から妙に世界が色を変えるのは不思議でした
・麿赤児さんの存在感が半端無いです
舞踏家って矢張りシャーマニズムに通じます
「陽炎座」が平安ならば、「ツィゴイネルワイゼン」は鎌倉(或いは平安末期)の心象。
「陽炎座」が夢幻万華鏡ならば、「ツィゴイネルワイゼン」はマジックハウスの心象。
「陽炎座」が朽ちた後の精ならば、「ツィゴイネルワイゼン」は精の前段階である骨に憧れる肉の心象。
「陽炎座」が男と女の世界ならば、「ツィゴイネルワイゼン」は男と男+女の心象。
清順節は変わらないのに全く違う心象で、愈々「夢二」が氣に成って仕方無いです。
肉が骨に成って、夢と成ったあとは如何成るのでしょうね。
あぁ、あと大事な感想が有りました。
えろいです(キリッ)。
意味は同じでも「エロティック」が正しい表記な世界ですが。
卑猥、では無くて淫靡、みたいな……。
兎も角男女の絡みが大変エロティックで宜しい。
こう云うエロは邦画特有の危うさだと思います。
逆に男二人は(勿論)全くエロティックでは無いのですが、
「僕が死んだら君に僕の骨をやろう。焼かれる前の生の骨だ」
「代わりに君が先に死んだら君の骨を僕が貰う」
「承知したな」
なんて台詞は肉欲を越えて空虚なエロチシズムに通ずる氣も致しました。
何時にも増してひっちゃかめっちゃかな感想ですが、エロティックな空氣と淡々とした友情(?)、切通の画が強烈に残る、そんな作品でした。
まともなのは誰で、生きて居るのは誰なのか。
そう云う見方も楽しいです。
おしまい。
(「富士と月見草はよく似合う〜略〜『ツィゴイネルワイゼン』は富士を知らぬ月見草だ」
清順監督の何が凄いって、本氣で「娯楽」を撮ろうとしてコレってトコロですよね(笑))
ミルキーさま
甘味に惹かれない手前でありますが、カボチャプリンは好きなのです!
あれは美味しい……。
「大丈夫ですよミルキーさま!もうハロウィンです!」
と打とうとして、「未だ9月だ……」と(又々)氣付きました……(´・ω・`)。
曜日感覚も季節感も崩壊して居ります。
日ノ本の民なのに……。
(/≧◇≦\)
イベントイラスト便乗したいものですが
もう……カレンダーの進みぐあいに私も追い付けません
ひぇ〜
むらきさま
ぱーっとお酒ですか……イイですね(笑)。
飲めないですが、ハロウィンならば色がポップで甘いカクテル系でしょうか。
うぅん、可愛い。
〆切はですね、ヤル氣出したら2日―――仕事が有っても3日で終わる量なのです。
それをイイ事にだらだらと自堕落に過ごして居る駄目っぷりであります。
申し訳御座いません←
なにもしないですが…
しかし、なかなか締切はきついですね…
想像しただけで震えます(´;ω;`)
お疲れ様です!
i-noさま
そうなのですよ!
こんなにわくわくさせておいて、ハロウィン本番て氣付くと終わって居るのですよ……!
世間が掌を返したようにクリスマス一色に成り、そこで
「しまった―――!!」
と金田一(少年では無くじっちゃん)さながらに氣付く仕様です……。
しかし年賀状とは素敵ですねi-noさま!
実生活でもきちんと出される方って尊敬致します〜。
年賀企画をされる方も尊敬致します!
ハロウィン…やつは気付けば過ぎてやがる恐ろしいイベントなんですよ…!!ガクブルガクブル
そしてそのままクリスマスも過ぎたりするんですよね、ハロウィン過ぎたら年賀状の日々が来るから…( ´∀`)