HERE TODAY DIARY Season2

　久しぶりに映画のレビューいってみよう！今回は市川崑監督の『女王蜂』。

　昭和二十七年、伊豆天城の月琴の里にある大道寺家の敷地内にある大時計で、大道寺智子(中井貴恵)の求婚者の一人、遊佐三郎が殺害されているのを智子が発見した。
　大道寺家を訪れた金田一耕助(石坂浩二)は、十九年前の事件で日下部仁志が転落死した真相を調べていた。日下部は大道寺琴絵と結婚の約束をしていたが死後、日下部の友人銀造(仲代達矢)が琴絵と結婚した。日下部と琴絵の間に出来た娘が智子である。
　ある日から「智子に求婚する男たちは次々と殺されるであろう」という脅迫文が大道寺家に送りつけられていた。警察は事件直前から智子の前に出没する多門連太郎(沖雅也)を重要参考人として目をつけていた矢先、やはり智子に求婚している赤根崎が第二の犠牲者となった。次々と起こる大道寺智子を巡る連続殺人事件。その背景には数十年前に起こった不幸な出来事が複雑に絡んでいた。

　中井貴一のお姉さんの中井貴恵が早稲田大学在学中に、市川崑監督から是非にと口説かれて本作でデビューを飾った。でもセリフは棒読みだし、動きがちぐはぐで観ていてハラハラ(笑)。この作品はリップスティックがタイアップだったので、リップスティックが本編に出てきたり、突然「唇にミステリー！」という意味不明なセリフも(笑)。
　市川崑監督はお馴染みの女優である岸恵子、高峰三枝子、司葉子もキャスティングし、気品あふれる世界観を醸し出していた。市川崑作品ならではの黒と赤のコントラストも見事。その色合いがまた作品を盛り上げている。

　何がいいって、やっぱり沖様だね(笑)。最初は容疑者と思われて逃げ惑うのだが、最後にはあらぁ〜っていう展開に。なるほどなあ。あと彼が出てくるとつい見とれてしまうのは仕方が無いね(笑)。緊張しどうしだったであろう中井貴恵も随分沖様に助けてもらったはず。
　沖様、いいお芝居をありがとうございました！DVDを何度でも観させてもらいます。


　煙草を買いに出かけてみたら、道路の雪はさっぱり溶けていなかった。家の近所の道路の真ん中でトラックがハマっていて動けなくなっていて、前と後ろに車が列をなしていた。男の人たちがスコップで雪をどかして、トラックはようやく動き出した。
　他にも車が変なところに突っ込んでいるのを二台目撃した。運転中、ハンドルを取られ、アクセルを踏むと変なところに行ってしまう。怖かったけど、無事帰ってこれて良かった。
　今回の大雪は温暖な浜通りでも降り、怪我人や事故が多発している。土曜日にまた大雪の気配。とりあえず私は金曜日にイーサンにチョコレートを渡せるか不安で仕方が無い(笑)。

　明日(11日)は白河だるま市。今年も山下さんちの庭は出店！シェフ特製タルタルソース付きヒラメフライ・骨付きフランク・フライドポテト・おふかし(おこわ)などを販売します。ヒラメは北米からの直送で美味しいですよ！お近くの方は本町の辺りにある山下さんちの庭のブースへいらっしゃってください。ちなみに私はお留守番(笑)。






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