HERE TODAY DIARY Season2

　昨日も今日も比較的に暖かく、今夜は雨が降っている。冬の風物詩である白鳥が各地の湖や池に飛来しているが、鳥インフルエンザで死んでしまった白鳥が発見されて「近づかないように！」とテレビや新聞が伝えているせいで餌にありつけない白鳥も出てくるのではと危惧してしまう。
　大陸から運ばれてきた鳥インフルエンザは思っていた以上に早く日本へやってきた。養鶏場は恐怖の毎日なことだろう。

　人間界では福島から避難してきている子どもに「〇〇菌」とあだ名をつけて虐める学校が発覚。マスメディアで伝えられているのはまだまだ氷山の一角で、避難している子どもたちは一万人いるから虐められているのに隠している子どもたちや、有耶無耶にされて苦しんでいる子どもたちもたくさんいるだろう。そう思うと無性に悔しく思うし、想像しただけで涙が出てしまう。
　今の子どもたちも昔と同じで陰湿であろうし、ネットを使って虐めたりするのだろう。虐めはなくならないだろうし、教師たちもちゃんと人の痛みや生きる力や助け合うことをきちんと教えられない限り、教育の現場は変わらないのではないだろうか。そして、親子の間で子どもの心が豊かになる育て方をしない限り、愛情や思いやりに欠如した大人が出来てしまう。私は子育てしたことがないが、今の時代の子育ては本当に難しいと思う。
　福島の子どもたちは何も悪くない。お子さんがいらっしゃる方はきちんとそういうことを教えてあげてください。放射性物質を巻き散らかしているなんて馬鹿なことを子どもたちに教えないで。福島の子どもたちは病原菌ではないし、あなた方の子どもたちと同じ。せめて、わが子に同じことが起きたらと想像ぐらい出来るはず。私は想像力のない大人ばかりではないと信じる。











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