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ボーリングで井戸掘り

 金曜日の久々の外出に疲れたらしく、土曜日は日付が変わるまで眠り続けた。夜中に目が覚めて、ご飯にありつく。お風呂に入って再び寝たが、それでも四時間も眠れてしまった。あんなに眠ったはずなのに(笑)。昔から感じるけど私は動と静って感じだよね。
 今日は脈が早く動くと息切れみたいな感じになる。二十四節気の小寒に入り、寒さがいよいよ厳しい季節に。家の中をなるべく乾燥させないように気をつけたり、二月の水不足に気をつけたりせねば。

 水不足といえば、昨日からわが家の敷地内でボーリングで井戸掘りが始まった。チイ姉の家用の井戸が長年水不足で幾つかある井戸で賄っていたが、この際だから家用の井戸をもっと深くして水の量を増やそうという計画である。
 チイ姉宅の井戸以外は父が手彫りで掘った井戸が二つか三つ、庭用に数年前に三番目の兄が手彫りで掘った井戸がある。チイ姉宅の井戸はボーリングで掘った井戸なのだが、濁ったり水の少なさで勢いがない日がほとんどで随分困っていた。だったら井戸掘り名人の父に掘ってもらえばいいじゃないと思ったが、父はチイ姉の家を建てる頃には七十歳になる年だった。父はやる気はあったものの、何かあっては大変だというので専門家のボーリング業者に任せることにしたのだ。でもボーリングで掘って水が出るまでが長かった。父が手彫りで掘るよりも何メートルも深く掘らないと出なかったのである。父の勘で掘ったのとはまるで違っていた。水も何だか淀んだ感じ。他の井戸をチイ姉宅へ繋いで賄ったりとかして何とか我慢して二十年近く使ったが、去年とうとう出なくなった。村の水道は使ったことがないし、水を買う習慣のないわが一族は井戸にこだわる。
 多分、今掘っているのは昔ボーリングで掘った井戸をさらに深く掘っているのだろう。土日でも掘りに来るのね。何だか懐かしい光景だ。父が生きてたら掘る作業を頭にタオルハチマキ巻いて眺めていたことだろう。
 井戸には神様がいるといわれている。水の神様のご機嫌を損ねてはいけない。清酒とお塩で清めるのも忘れてはいけない。ボーリング業者のトラックにはきちんと清酒とお塩が積んであった。どうか今度こそ、大量のいい水が出ますようにと祈るばかりである。







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性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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