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深層心理を明らかにした夢

 数日ぶりによく眠れた。朝、震度四の長い地震で起こされたがそのあとは爆睡。昨日庭を歩いたからだ。左足の甲が痛いけど何だろう。

 六月に入って、いちばん長く眠った日のこと。私は夢でうなされていた。夢の中で私のTwitterのアカウントが「二度寝」なる人にハッキングされ乗っ取られ、私のダメなところや秘密を暴露したり、私のアカウントを連続で次々と勝手にツイートされていた。調べてみると、どうやら同じように被害に遭った人が多かった。しかし、そのハッカーが書いたと思われるツイートは私自身も気がつかなかった嫌な部分まで詳しく分析され的を得てたからとっても関心したりもした。「メアリは全てにおいて何かしら背徳感がないと何もやる気が出ない」ってのもあって傷つくことを暴露するだけじゃなかった(笑)。鮮明に文字で記憶が残るようになっているこの夢、夢だと夢の中で理解しつつも顔の見えない見ず知らずの人にこれほど私の嫌な部分を突き止められるとはと、驚きとショックな気持ちでいっぱいになる私。
 汗だくで起きて、冷静になって夢の中を振り返ってみた。あのツイートの一つ一つを思い出してみると、どうやら「二度寝」という人は私自身であり、溜め込んだストレスで気に病んでたから内面に溜め込んだことを改めて自分自身に「目を逸らさずに見ろ!逃げずに受け止めろ!」と教えていたのかもしれない。しかも私自身が気づかなかったことまで教えてくれたから、悪い夢ではなかったんだと思う。もう何年も、私はネットで自分の思いを毎日書いてきたが、全てはまだ明らかにはしていない。もちろんネットに全てを語ることは誰もしないだろうし、語る必要はない。だから夢での出来事は私自身が私に気づくよう促したのかもしれないと悟った。体が弱っていると時々挫けそうになるけど、ダメな自分も私である。直せる思い癖は目を逸らさずに謙虚に受け止めて認め、必ず直さなきゃとおもった。

 その夢を見たあと起きてテレビをつけたら『わが心の旅』の再放送をやっていて、今から二十年前に樹木希林さんがインドを旅する番組であった。仏教に信仰が厚い彼女がブッダが過ごしたといわれている聖地を巡るものだった。ガンジス川に亡くなった人の遺灰を流す横で、川に入り沐浴をして体を清める人たちがいた。生と死がいつもそばにあるインド。仏教とヒンドゥー教の聖地を自らの足で汗だくになりながら樹木希林さんが感慨深く辿っていく。旅の途中で貧しい村を訪ね、二十年前に亡くなった母親の遺灰を流しに行くという男性に出会い、樹木希林さんも同行する。インドはお墓がなく、荼毘に臥したあとは遺灰を家にずっと置くか近くの川に流すが、お金がある人は遠距離になるが聖なるガンジス川に流しに行くのだそう。遺灰を持ってきた男性は人の多い都会にびっくりしながら案内人のような人に手順を教わり、遺灰を川に流した。すると声を上げて泣き出した。ここ聖なるガンジス川に来ることは長年の夢であり一族の念願でもあり、愛する母親をやっと神の元へ送り出したこと、そして母親が亡くなったことへの実感が込み上げてきたようだ。一部始終を見ていた樹木希林さんも一緒に泣いていた。彼女は涙を拭いながら「私は自分自身のことで泣いたことはないが、人の気持ちを知って泣くことがよくある」と言う。
 あの夢のあとに観たこの番組は、夢と繋がっていたように思えてならなかった。自分のなかの善と悪を浄化させ、気づきを与えるブッダの旅。未熟な自分にもっと学ばせ、気づいて心を改めよと厳しく律してくれたような気がした。救いは私の内面にあるのだろうか。まだ全てはわからないが、これも人生の修行だ。







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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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