よく寝た。魂が抜けてるみたいにまだボーっとしちゃってるくらい疲れは取れない。起きたら両親が元気にしていてとっても安心した。出かけている間、いつ緊急の電話が来やしないかと少々心配だったのだ。お土産に買ってきたお菓子の“東京バナナ”を寝る前にテーブルの上に置いたのだが、起きた時には既に戸棚には一個しかなかった。父に「二人で食べたんですか?」と尋ねると、「いや、俺は一個しか食べてない」と言う。となると、母が一人で食べたことになる(笑)「美味しかったよ!」と母。そりゃ美味しかったでしょうよ(笑)また買ってこよう。


 昨日、行きの新幹線で隣りの席にイギリス人男性が座っていた。大宮に着くまでその方とお喋りをして過ごした。英語の先生で福島に来ているらしい。私はルー・大柴みたいな英語混じりになり、あれやこれやと話した(笑)
 彼の英語は北部のコックニー(労働者階級のなまり)な感じで、ショーン・ビーンの話し方に似ていた。私がショーンと文通してることや何かを話したら、なんと学生時代にショーンが仲間うちでやってたチームと対戦したことがあると言うのである。あらまあ、世間は広いようで狭い!(笑)それからフットボール(サッカー)や音楽について話が盛り上がり、意気投合したので心底メルアドを交換したいと思ったがその頃には大宮に着いてしまい聞けなかった。しかも素敵な紳士だっただけに、さらに悔やまれる!(笑)


昨夜観た作品は『カサノバ』
 18世紀ヴェネチア。数々の女性を虜にさせたジェコモ・カサノバ(ヒース・レジャー)が修道尼と情事したことがバレて、教会の役人に追われていた。そしてたまたま逃げ込んだ大学の講堂で演説する男裝のフランチェスカ(シエナ・ミラー)に心ひかれるが、逮捕されてしまう。
 まず、オールロケしたというヴェネチアの街並みが美しい!ラッセ・ハルストレム監督による意外にも軽快なラブコメでした。街中を豪快に逃走したシーンには圧巻しました。しかし、カサノバがオージーのヒースって…思っちゃいますよね(笑)ちょっと違うんじゃないと思い始めたので、楽しめなくなりそうだったので気にしないよう心がけながら観た次第です。76年のドナルド・サザーランドが演じたカサノバの方が良かったかもね。独り言です、すみません(笑)