久しぶりの雨の夜。年末の雨なんて珍しいですな。明日は大掃除の予定なのだが、どうなることやら。


 へんてこな夢を見た。一番逢いたいと思っていた人に再会した私は、嬉しくてあれやこれやと話したいことが頭に浮かぶものの、そんなこと言ったら駄目だろうと躊躇してしまう。その間に、相手の人は私の三番目の兄に姿を変えてしまった。兄は「新しい女が出来た」という話を嬉しそうに私に語って聞かせるのである。
 誰かが変身するのは、一般的に環境や気持ちの変化を表すといわれているけど、近いうちに今の生活に変化が訪れるのだろうか。思い起こせば今年はいろんな事に諦めた年だったなぁ。自分自身を抑え込んでしまって、本当に心から自分のためにしてあげたことは僅かだったかもしれない。怒涛の厄年がようやく過ぎて、来年こそはハッピーな年にしたいですな。
 あれ、何の話だったっけ?ああ、夢の話だった三番目の兄もそろそろ再婚するのだろうか?もうすぐ孫が産まれるというのに(笑)


昨夜観た作品は『冷血』
 1959年11月14日未明。カンザス州ホルカムでクラター家の4人が惨殺されるという事件が起き、小さな町は騒然とした。K・B・I(カンサス捜査局)のベテラン刑事ビン・デューイー(ジョン・フォーサイス)らが直ちに捜査を開始した。容疑者は意外ななところから割れた。かつてクラター家の使用人でカンサス州立刑務所に服役中の囚人が、囚人仲間だったディック・ヒコックスコット・ウィルソン)という男にクラター家の金庫について話したことで、そのディックが出所してクラター家を襲ったと推理した。捜査線上に、このディックと、友人のペリー・スミス(ロバート・ブレーク)の二人が浮かんだ。
 先日『カポーティ』を観たばかりですが、そのトルーマン・カポーティが書いたノンフィクションを映画化したものです。ペリーらの逃亡劇を中心に描かれ、最後の処刑までのお話でした。盗んだ車で砂漠を駆け抜けていると、老人と少年を車に乗せます。最初は殺そうと考えるのですが失敗し、優しく目的地まで送ります。穏やかなシーンはそこだけでした。個人的には『カポーティ』の前に観ておきたかったなぁと思いました。