『太陽にほえろ!』第404話『鍵のかかった引き出し』。またもやスコッチ主演であります。
 スコッチらはパトロール中に暴走族が道路で暴れているとの情報が無線で入り、急いで現場に向かう。道路交通法違反で現行犯逮捕した暴走族の一人・久保をスコッチは激しく厳しい取り調べで追及するが、久保は翌日焼死体となって発見される。スコッチの取り調べを苦にして自殺というマスコミの報道。久保の死は自殺ではなく他殺だと思ったスコッチは、久保の葬儀中、部屋を勝手に調べだし、親から告訴すると言われてしまう。訴えられてもスコッチは捜査を独自でして、七曲署の刑事たちもなにかあると感じて動き出す。やがてスコッチが睨んでいたとおりに麻薬が絡んでいた。
 今回は暴走族とのアクションが激しい。スタントなしでバイクの少年たちと道路や空き地で格闘。運転のテクニックがすごくて映画みたい(沖様がアクションすると全部映画に見えちゃうよね)。
 あれほどスコッチに不信感を抱いていたスニーカーですら、スコッチは何か掴んでいるに違いないと思って捜査を手伝うくらい、スコッチの勘は七曲署では信頼されてるのが伺える。
 捜査で疲れて爆睡していたのか、今回はスコッチの寝室が登場。なっ、なんとベッドで裸で寝ている!足の感じとか全裸っぽい(笑)。前期スコッチだったらパジャマにガウン姿だったのに、ベッドの脇には脱ぎ捨てたような服も。スコッチ、どうしてだらしなくなっちゃったの?彼女でもできた?(笑)沖様のセクシーなお姿にお茶の間の視聴率は鰻登りだったに違いない(笑)。
 
 さて、他殺だとわかり、久保の両親からの告訴を取り下げられたとき、両親からなぜ早く真実を言ってくれなかったんだと言われた時のスコッチのセリフ。
「信じたくなかったんです、私も。鍵のかかった引き出しの中には綺麗なものだけがあって欲しかったんですよ。」
 いいセリフ。小川英先生は後期スコッチに優しい心をさづけてくださった。沁みるね。
 事件解決しラストにボスと微笑み合う姿は本当にいいシーン。「俺はあいつを信じたいんだよ」とスコッチを信じた結果、間違いではなかった。スコッチとボスの絆は半端ではないぞ!